KAC連作短編集

作者 野々ちえ

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★★ Very Good!!

 正直あの結末には驚いた。しかし、驚くという感情自体、我と自らを檻に閉じ込める行為と気づいた。
 生きたフクロウをわざわざ屋内に縛りつけるのはばかげている、という二人の主張は私も好感を持った。そこから既に、二人の腕は比翼と化していたのだろう。
 主人公にも、いつか羽ばたく時がくる。

★★★ Excellent!!!

同好の士というのは貴重な存在です。
同じものを愛し、語らえることがどれほど人生から孤独を取り払ってくれるか……しかしながらそれは時に阻害と別な孤独を生んでしまうことも?

ふくろうが大好きなおじいちゃんと、ふくろうが大好きな彼女。
そしてふくろうに興味がない僕の物語。

学ぶのが早ければ早いほど、その後の人生は豊かになるものです。
なるほど、ふくろうは知恵の象徴。そして戦女神アテナの参謀なのでした!

★★ Very Good!!

カクヨム3周年記念選手権の『切り札はフクロウ』をテーマに書かれた作品です。
各応募者、知恵を絞って、フウロウをどんなふうに使うか考えているわけですが、「こんな使い方があったのか!」と驚くこと間違いなし。
すくなくとも自分は、『本作』の使い方をしたい!、と本心から思いました。