等価交換肢

作者 野々ちえ

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★★★ Excellent!!!

語り部口調で紡がれる物語。
等価交換、価格や価値の等しい物どうしを交換することでよく使われる言葉だが、これは「呪い」でも適応される。

代償は何でもいいのです。
だってそれが「代価」なのであれば、それ相応のものを得ることができる。
当然です、それが「等価交換」なのだから。

……さて、そこのあなたは「等価交換」をしたいですか?
叶えたい願いがあるのでであれば、なんでもいいのです。
それが「等価交換」なのだから。

★★★ Excellent!!!

モノローグにすることで設定の説明にかかるムダをなくしつつ臨場感を出し、不穏な雰囲気を醸し出す例をあげながら、ラストに向かって盛り上げてゆく。
最後にどんでん返しの設定を説明しつつ、オチに結びつけたところはお見事でした。
欲を言うと、いろいろな例を紹介するところで、描写を細かくリアルにするともっと盛り上がったような気がします。