二ノ前はじめ@ninomaehajime

お題フェス11『未知』参加作品。 左の瞳の裏側で未知の光景を見る少年。彼は時を越えて、大百足を退治した青年と言葉を交わす。

人間に成り代わる怪物を見ることができ、それらから認識されない少女――此木夕子は高校にも行かず、万引きをして暮らしていた。その犯行を見咎めた中学校時代の同級生、桜井栞。彼女は、夕子…

この世の怪奇現象を解き明かす探偵を志すEと、霊感少女と噂されるK。霧の濃い日に現われるという「ひきこさん」の噂を確かめに、嫌われ者の女性教師から教えられた住宅街へと赴く。

今まで投稿した作品の掌編短編集です。 現代の怪談奇談となります。 全体的に加筆修正をしております。物語の大筋は変わりません。 一話完結。物語の一部が繋がっています。長い作品…

今まで投稿した作品の掌編短編集です。 古い時代の怪談奇談となります。 全体的に加筆修正をしております。物語の大筋は変わりません。 一話完結。物語の一部が繋がっています。長い…

不治の病に侵された男の元へ市女笠の行商人が訪れる。彼が薬と称して売りに来たのは、人魚の肉だった。

オカルトに興味があるEと、霊感があると噂されるK。彼女の関心を引くため、Eはある悪戯を仕掛ける。

毎夜、寝所を訪う女の影。

モキュメンタリー：ドキュメンタリー映像を模したフィクションのジャンルの一つ。『モック』は疑似を意味する。

停まらないバス停の待合所には、セーラー服を着た骸骨が座っていた。

妻とのあいだに子ができず、夫婦仲が冷め切った男。会社の帰りに白い蝶を目にした。その空白の中に望んだ未来を垣間見る。

二十年を生きた猫は尾が二又に裂けて、猫又となる。

嘘をついた子の目には黒く映る白い人影「白黒」。 悟は、神社で野良猫に餌をやる同級生の女子を目撃する。

母を亡くした男が温泉を訪れる。

余命幾ばくもない男が出会った、松の木の女。 小野塚様主催の🎃🍱お盆お彼岸怪談会🍡🎃参加作品。

とある黄昏の神社にて。

砂場の中の水槽。

潮の雨が降りしきる日の出来事。 小野塚様主催の🎃🍱お盆お彼岸怪談会🍡🎃参加作品。

木霊と天邪鬼の物語。

金色の瞳をした、乳母車の女性。

新居にいた同居人。

囁き峠の怪。

高架の裏側にいるお化けの話。

写真の中にいる黒い少女。

苔に覆われた地蔵と少年の話。

『ケース：クォンさま』は全国の小中学校を中心に流行しているおまじないである。

夕暮れ前の電車で起きた出来事。

木の瘤の中で鳴きしきる蝉の声。

天邪鬼の童と孤独な老人の問答。

不可解な黒いドアの話。

深夜のコンビニエンスストアで体験した話。

小さな祠に棲むものと童の話。

引きこもりの男と姿の見えない少女の話。 ※この作品は某小説投稿サイトに投稿した掌編を再構成したものです。設定や登場人物に改変があるため、ご了承ください。

燃える男の怪。

此方への侵入を許してはならない。

雪山での出来事。

排他的な島に訪れた災厄。

これは当災害の収束に尽力した特殊激甚災害対策班の災害記録である。

これは『ケース：毛羽毛現』に被災した人の一例である。

家鳴りの話。

虚の子の話。

防災省と公安警察の合同作戦による対象の捕縛及び排除は、失敗に終わっている。

大百足を退治したという豪傑の子孫の話。

還らずの道を通る盗人の話。

この現象を目撃した一部隊員は、現在も部内のカウンセリングを受けている。

引屋と名乗る青年と死人の少女の物語。 ※以前投稿した作品をカクヨムコンテスト10【短編】応募のために少々の加筆修正を行なったものです。内容にほぼ変更はないため、ご了承ください。

被災後から三日を過ぎると、被災者の生存率が著しく低下する。これを『72時間の壁』と呼ぶ。

この都市のオフィス街で発生した災害の概要は、局地的な豪雨による被害とビルの倒壊事故が重なったものとして偽装された。

防災省及び公安警察はこの人物の行方を追っている。

これは特殊激甚災害に発展する恐れがある一例である。