概要
滅ぼしても構うまいな。
里で祀られる神に嫁ぐことが決まった。
いつも応援を賜り、まことに感謝御礼申し上げます。これからも何卒よろしくお願いいたします。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!まさにタイトルの通り!!この言葉の意味する事を考えさせられます!!
山奥の村の娘が、名前も由来も知らない神様に嫁ぐことから、お話は始まります。
嫁ぐと決まってからは、何故か風習として、娘は居ないものとして扱われてしまい、誰も口を聞いてくれません。
食事すら完全に一人です。
どれだけ寂しかったことでしょう。
娘は、次第に鳥獣に心を開いて孤独を紛らわしますが、
その内、食事すら与えられなくなりました。
空腹から、畑で作物を食べていると父親に見つかりますが、
獣にやられたといって、娘を放置します。
もうこの辺りになると、読者もあれ?変だな〜って思いながら読んでいる事でしょう。
私はへんな因習に振り回された娘が可哀想で、彼女に共感してしまいました。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!森羅万象、ひと諸々に神宿る。
閉ざされた村の因習に 人身御供 という
ものがある。神と定められた 何か の
脅威から目を逸らす為に、人を生贄にして
村全体の安寧を図るという残酷なものだ。
『神の嫁』という生贄に選ばれてしまった娘。
名前も由来も、その存在自体がわからない
神の御許に嫁ぐ事が決まったその日から、
少しずつ 自分 の存在が薄くなる。
少しずつ此岸からズレて行き,彼岸へと
渡って行くのだ。
神 とは一体何ものなのか。
作者の世界観を知る、一つの手立てとなるのは
間違いなく、又それを識る事により更なる
神話の世界の構築に立ち会う事が出来る。
人身御供の娘 とは何者なのか。
神とは、常に在る。
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