神の嫁入りへの応援コメント
コメント失礼します。
みなから忘れられる、というのは異形の存在に成るよりも残酷なことですね。
その事実を受け入れ自我を放棄することこそ、本物の神となった証なのかもしれませんね。
この娘はこの先ずっと万物を呪っていくのでしょうか……最後の一文がズシンと胸に響きました。
読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
お肉にはワサビ様、ご感想を賜りありがとうございます。
人の世とは他者との関わりで成り立っているかと思いますので、その縁を完全に絶たれてしまえば人ではいられません。彼女は確かに神となったのでしょう。
ただ神も数多あり、娘が祟りをなすことは否定できません。
こちらこそ読んでくださり感謝いたします。
神の嫁入りへの応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
なるほど、神の嫁として白羽の矢が立てられた娘が実は里で祀られる神となる、だから神の縁起を誰も知らないわけですね。
悲嘆に暮れていた家族や友人たちが次第に彼女を認識しなくなる。彼女の存在自体が、過去にさかのぼって消えてしまう。皆がその存在を忘れて、認識もできなくなった「あたし」という意識は、もはや人間として存在などしていなかったも同然なのではないでしょうか。自分の存在はただ他人の認識に依存するのだと、強く恐怖させられる一話でした。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想をありがとうございます。
仰る通り、神の花嫁とは神と同一の存在になることです。最初は芝居だったのが、ついには完全に忘れ去られてしまいました。
この世の生き物として在るためには、他者との関わりが不可欠だと思います。その縁を失った時、娘はもう人ではいられませんでした。
神の嫁入りへの応援コメント
神になる=人間として扱われなくなることという理解に至るまでの恐怖や寂寥、孤独はいかほどだったでしょうね。
ひとつひとつの描写から主人公の痛みがひしひし伝わってきました。
形骸化した信仰を継いできた報いを人々は遠からぬ未来に受けることになるかもしれないなと思わせるラストの台詞も好きです。
作者からの返信
片喰 一歌様、本作の主題を伝えてくださったレビューコメントを感謝いたします。
最初は芝居だったのが、故人を通り越して存在しなかったことになりました。その絶望は余りあるかと思います。
今まではただ幸運だったに過ぎず、遅かれ早かれ里は滅ぶでしょう。
意図せず生み出した神が守ってくれるとは限りませんから。
神の嫁入りへの応援コメント
わー、二ノ前さんらしい、気持ち悪ーい作品。とってもいいですよ!
自分を神にした村民に恨みを抱いたら、いろいろひどいことができてしまいますね。祟りとか天災とか疫病とか、そういったものは、この娘の仕業かも知れません。
ふと思ったのですが、神は死ぬことはないと思うのですが、代々嫁いでいった娘たちで祠が渋滞したりしないのでしょうか? それとも一定期間で消え失せて、次の嫁を寄越すようにお告げがあるのかな?
いろいろ考えさせられる良作でした。
お星様も入れておきますー。
作者からの返信
小田島匠様、ご感想とお星様に感謝いたします。
ホラー書きとしてこの上ない誉め言葉と受け取らせていただきます。少なくともこの娘は、何らかの形で災いをもたらすのでしょう。
神に近しい存在になっても、精神性は人のままなので、失意のまま里を立ち去ったり俗世との縁を断ったのかもしれません。年月が過ぎて、何かのきっかけでまた神の花嫁を見繕うのでしょうね。
神の嫁入りへの応援コメント
意外性のある展開で面白かったです。