神の嫁入りへの応援コメント
因習。
気持ち悪いですよね。
人間の醜さ、弱さ、そのものという感じがします。
けれど、惹かれるのです。
きっと、ソレに興味を抱くということは、
人の心の根底の醜さなのでしょうね。
人のいろいろな側面を描く。
今回のお話も、とても、おもしろかったです👀
作者からの返信
宮本 賢治様、深く考えさせられるレビューコメントに感謝申し上げます。
おそらくは何かしらの謂れがあったのでしょう。神に娘を捧げなければいけない理由、死者として扱わなければならない理由が。その点が完全に抜け落ちてしまって、ただ不気味な因習となってしまった。
理不尽さは嫌いですが、その原点には興味があります。
楽しんでくださったなら何よりです。
神の嫁入りへの応援コメント
人間として扱われなくなった娘は、人間として振舞うという枠も失い、とうとう人間らしさを脱ぎ棄ててしまったのではないか、と感じました。
里人の恐怖と因習への報いなのか、「神になる」とはそういうことなのか、分かりませんが、荒ぶる神となった娘の笑みと独白はなんとも怖ろしく感じます。
作者からの返信
武江成緒様、謎を匂わせるレビューコメントに感謝申し上げます。返信が遅れましたことをお詫びいたします。
勝手な想像になってしまいますが、昔の人々は神を理不尽な存在として捉えていたかと思っています。神に嫁入りすることの意味を理解した時、彼女は自らが考える神の振る舞いに則って行動することを決めました。
遅かれ早かれ、里は滅ぶでしょう。
神の嫁入りへの応援コメント
異存在に嫁ぐという設定に惹かれて来ましたが!
なにこれ面白い。パニック映画の導入みたいです。
これまでの女の子達は大人しく柱になって行ったんでしょうに……。
語り手は元々この村に愛着が薄かったんでしょうね。
どんな効力のある神さまになるのかわかりませんが、辛い目に遭わせることで異存在としての力が増すなんて胸糞説もありますよね……。
黒猫ちゃんは、いつもの黒猫ちゃんでしょうか。
作者からの返信
月兎耳様、ご感想ありがとうございます。
この風習は誰も意味を知らないまま引き継がれて、神に嫁いだとされる娘は忘れ去られてしまいました。多くは里を去り、世間との縁を断ったのでしょう。
人の手に負えない存在を生み出す儀式に近く、あるいは怨念を強めて創り出す犬神を連想するかもしれませんね。
黒猫はそうですね。気まぐれなので、色んな場所に出没しております。
神の嫁入りへの応援コメント
コメント失礼します。
みなから忘れられる、というのは異形の存在に成るよりも残酷なことですね。
その事実を受け入れ自我を放棄することこそ、本物の神となった証なのかもしれませんね。
この娘はこの先ずっと万物を呪っていくのでしょうか……最後の一文がズシンと胸に響きました。
読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
お肉にはワサビ様、ご感想を賜りありがとうございます。
人の世とは他者との関わりで成り立っているかと思いますので、その縁を完全に絶たれてしまえば人ではいられません。彼女は確かに神となったのでしょう。
ただ神も数多あり、娘が祟りをなすことは否定できません。
こちらこそ読んでくださり感謝いたします。
神の嫁入りへの応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
なるほど、神の嫁として白羽の矢が立てられた娘が実は里で祀られる神となる、だから神の縁起を誰も知らないわけですね。
悲嘆に暮れていた家族や友人たちが次第に彼女を認識しなくなる。彼女の存在自体が、過去にさかのぼって消えてしまう。皆がその存在を忘れて、認識もできなくなった「あたし」という意識は、もはや人間として存在などしていなかったも同然なのではないでしょうか。自分の存在はただ他人の認識に依存するのだと、強く恐怖させられる一話でした。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想をありがとうございます。
仰る通り、神の花嫁とは神と同一の存在になることです。最初は芝居だったのが、ついには完全に忘れ去られてしまいました。
この世の生き物として在るためには、他者との関わりが不可欠だと思います。その縁を失った時、娘はもう人ではいられませんでした。
神の嫁入りへの応援コメント
神になる=人間として扱われなくなることという理解に至るまでの恐怖や寂寥、孤独はいかほどだったでしょうね。
ひとつひとつの描写から主人公の痛みがひしひし伝わってきました。
形骸化した信仰を継いできた報いを人々は遠からぬ未来に受けることになるかもしれないなと思わせるラストの台詞も好きです。
作者からの返信
片喰 一歌様、本作の主題を伝えてくださったレビューコメントを感謝いたします。
最初は芝居だったのが、故人を通り越して存在しなかったことになりました。その絶望は余りあるかと思います。
今まではただ幸運だったに過ぎず、遅かれ早かれ里は滅ぶでしょう。
意図せず生み出した神が守ってくれるとは限りませんから。
神の嫁入りへの応援コメント
わー、二ノ前さんらしい、気持ち悪ーい作品。とってもいいですよ!
自分を神にした村民に恨みを抱いたら、いろいろひどいことができてしまいますね。祟りとか天災とか疫病とか、そういったものは、この娘の仕業かも知れません。
ふと思ったのですが、神は死ぬことはないと思うのですが、代々嫁いでいった娘たちで祠が渋滞したりしないのでしょうか? それとも一定期間で消え失せて、次の嫁を寄越すようにお告げがあるのかな?
いろいろ考えさせられる良作でした。
お星様も入れておきますー。
作者からの返信
小田島匠様、ご感想とお星様に感謝いたします。
ホラー書きとしてこの上ない誉め言葉と受け取らせていただきます。少なくともこの娘は、何らかの形で災いをもたらすのでしょう。
神に近しい存在になっても、精神性は人のままなので、失意のまま里を立ち去ったり俗世との縁を断ったのかもしれません。年月が過ぎて、何かのきっかけでまた神の花嫁を見繕うのでしょうね。
神の嫁入りへの応援コメント
「(このまま兎を殺して)食べても構うまいな」ではなくて、「滅ぼしても構うまいな」という一言で一気に醸される異様さがすごいなと思いました。
歴代の花嫁たちはどうしていたのだろうと考えてしまいます。
里に災厄をもたらして祀られていた存在こそ、神となったかつての花嫁たちだったのでは…
なんて、読んだあとに色々想像する楽しさがあって、面白いです。
レビューも書いてみましたが、ネタバレ含むにしたほうがよさそうであれば直しますので教えてください😅
作者からの返信
藤葛様、まずは素晴らしいレビューコメントを賜りましたことを感謝申し上げます。
臆病な野兎が逃げないことで、自分がどういう存在になったのかを理解してしまいました。災厄をもたらした者もいれば、人知れず世俗との縁を断ち切った娘もいるのかもしれません。とりわけ作中の娘は、代々の花嫁と比べてより極端な行動を取る可能性がありますね。
レビューコメントを頂いただけで非常にありがたいため、自分がレビューを書く際に気をつけていることを。
そのまま冒頭のあらすじになるものや個人の感想が大半を占めている場合はネタバレなしで、物語の核心に触れる際はネタバレ含むにしております。
個人の見解を全面に押し出せれば良いのですが、やはり気を遣う部分ではありますね……。
藤葛様の裁量にお任せしたいと思います。