@hikageneko

KAC第四題目「ささくれ」 バキコとワンズ君シリーズ第四話。 ※このお話は連作短編の4話目です。 https://kakuyomu.jp/users/hamahamanji/c…

鼈甲はタイマイという海亀の甲羅を加工して作られます。 生物由来の素材であるため人体に対する親和性が高く、肌触りも良いですが、 乾燥や経年劣化により、ひび割れを生じる場合もございま…

これが、一番恥ずかしいエッセイかもしれない。 黒歴史放出祭エッセイ　第二弾目 第一弾は↓ 「からだコレクター」 https://kakuyomu.jp/works/16818…

わたしはパパから受け継いだこの箱を、いつかこの手で直接プレゼントする。その日が来るまでいつまでも、この箱を眺めて生きていく。人の歴史と共に生きていく。

バキコとワンズくんシリーズ第３弾。 KAC第三題目『箱』。

KAC20243「箱」参加作品です。 多くのゲームが『クリアしたら終わる』事が出来る中、”箱庭ゲーム”だけが止め時を見失う理由は───

KAC2024　第３回め　お題『箱』 主役のはずの天童くんが出ない。 １話につき、ひとり、コードネームを持つ敵方を出す連作を、おぼろげに思いついて……、なぜか、今回、三人組。

知らない街には、両親の思い出が詰まっていた。 KAC20243『箱』参加。

探検家ロカテリアの気ままな旅路は、旅券が発行してもらえず、馬車に乗れなかったりするのだ。 『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』 第三回…

その少年には思い出があった。 幼い頃、祖母に見せてもらったきらびやかな宝箱。 『この箱にはね、私の全てが詰まってるのよ』 それは今、少年の手の中に――。

探検家ロカテリアの気ままな旅路は、だいたいトラブルと隣り合わせなのだ。 『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』 第一回お題 書き出しが『…

新たな住処・職場となる部屋を内見するあなた。私は知っている。あなたが最初からここを終の棲家と定めていたことを。二度と元の世界に戻る気はないことを。

缶コーヒーのオトモ程度の掌編や詩、エッセイです。 ちょっとキワモノのごった煮になってますが、お気軽ですよ。

飼い猫コタロウが連れて来られた場所は……？ KAC20242『住宅の内見』参加。 猫の日記念公式自主企画参加作品 「だって俺は猫だから」の続編です。 https://kaku…

探検家ロカテリアの気ままな旅路は、街の祭りと重なって、宿が取れなかったりするのだ。 『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』 第二回お題「…

酒とタバコに重税が課せられた近未来、安価で酒とタバコを嗜めるバーには煙に投影される３D映像広告が付き物になっていた。

ケイにとってはひさしぶりの訪問者だった。 窮屈な制服に身を包み、脇に書類をたばさんで、丁寧に礼をとる。 ケイの向かい、玄関にたっているのは、ひとくみの若い夫婦。

速いことはいいことだ。 周りがそれについていけないのは、周りの問題。 そう思うだろ？ あたしは思わないけどな。

KAC20242　【住宅の内見】 800字小説 SFが書きたくて…… なのに、何かが違う……

エレメンタル・ワーカーズというフルダイブ型ゲームの中で起きた出来事。 藤澤勇樹さんの【物語×音楽】でコラボさせていただき、超カッコイイ楽曲と歌詞、イラストを作っていただきました…

アンリエッタ・ベルモンドは、ループを繰り返していた。 三分後に訪れる追放劇を回避して自由を掴むため、アンリエッタは令嬢らしからぬ力技で実家を脱出する。 「今度こそ無事に逃げ出し…

銀色の太陽。凍てつく風。真っ白な森。 その中を突き進む、雄々しきバッファロー。 黒の山猫を背負った、誇り高き牡牛さ。

とりあえず開始時点は自分の好きにできるからな！ さぁて、この男は自分を盛らないことに耐えられるのか？ これは散文による随想。 ならば誓わなければならない。 俺の、偽りないこの血肉…

ころしてやりたい、と気軽に言い合えるふたりの一話完結さくさくノンストーリィ。最新レジャーホテルにひたすら連泊。 ゆるーくゆるーくだるーくだるーく遊んだりなんだりします。インドア、…

俺、猫のコタロウ。飼い主の女はマナ。 マナのやつ、ホントはフニャフニャなくせに外では頑張ってるんだ。 だけど俺にしてやれることはあまりない――だって俺は、猫だから。 続編の短…

行き倒れの旅の楽師・ヴォーグンドーを助けたのは、幼い兄妹・フィンとルーナ。 三人が出会ったこの国では、音楽の演奏が禁じられていた。 三人が出会い、美しい唄が兄妹の運命を変える。

猫という生きものは、けしからん。 なんで、こんなに、かわいいのか！！

カクヨム文芸部猫の日企画参加作品 人生の終焉。 行きついた先には、毛玉がいた。

《不定期更新》ねこを愛するみなさまのために、ねこのための情報発信（共有）。 総勢４７名：現在部員４５名＋顧問１名＋名誉猫又１名（10/18現在）。幽霊部員も可。なにもしません。愛…

クロノヒョウさんの【「セブンデイズチャレンジ」企画】https://kakuyomu.jp/user_events/16818023213499017272 に寄せて書きました。…

妖とにんげんの、おおいくさ。 その果てに傷つき、捕えられたひとりの武士。 命を落としかけたかれは、妖の屋敷で目を覚ます。 ……くふふ。気がついたようじゃの。 端正なおんなの姿をと…

砂漠の中に埋もれるように、静かに滅亡の時を待つ村があった。 村の住人は、ぼくとじっちゃんの二人だけ。 じっちゃんは亡くなる直前に語った。 二十八年前に星の鳥を見た、と。 ぼくは…

　――神託者。 　四百年に一度、この世界の何処かに出現し、全能の神の意思を伝える者。 　その身に、火（ライラ）水（レイリー）土（トファス）光（キーリ）のいずれかの能力を宿し、様々…

町を抜けて、木立を過ぎて。 しばらく歩けば、見つかります。 その建物には看板はありません。 じゃあ、どうやって見つけるのか、って？ ふふ。 必要であれば、必ず見つかりますよ。…

簡単な潜入捜査の筈だった。 都市警察特殊犯罪捜査課、通称「怪異班」所属の遠鳴尚登は、絶体絶命のピンチに立たされていた。 ——汝、我と契約せよ。さすれば助けよう どこの何とも…

高校三年生の夏。 僕はコンビニでアルバイトをすることになった。 店長と同僚のアヤさんは、雨が降るかどうかをなぜだか気にしている。 何者かになりたい僕。 何がしたいかわからない…

謎の病で、長生きできないと診察されていたラトナ。 先の戦争の影響で貧乏男爵家の家計は火の車で、兄からいつになったら死ぬのかと待たれる始末。 それを憐れんだ主治医の斡旋で、ラトナは…

グラン公爵家令嬢シャルロッテは、幼いころに婚約した王太子と結ばれたが、全く身に覚えのない罪を着せられ処刑台に送られてしまう。 貴族の矜持を保って無実の罪とて潔く受け入れたシャル…

昭和初期、南埼玉郡花沼村。梨農家である小野寺家の使用人の子、佐々木良太郎は、小野寺家の後妻の子どもとして村にやってきた双子の姉弟、馨と邦正に出会う。良太郎の人生は、馨、そして邦正…

それは、激しい雨が降り続いているが、それすらどうでもよくなる朝のことだった。 月裳（つくも）の幼馴染みである須原（すわら）は御上（おかみ）に見初められ、嫁にいく。 月裳は須原の嫁…

2024.07.17 入眠夜話様のYouTubeチャンネル 「朗読ジュークボックス」にて朗読動画にしていただきました。 ぜひそちらも合わせてご覧下さい！ 北海道・新千歳空港で…

東の国の領主の娘であるギュリは、死ぬのも生きるのも嫌なほどに、無気力な日々を過ごしていた。ギュリの住む土地は非道な大国に支配され、希望はまったくないからである。 やがてある春にギ…

　……大魔女ミゼルが亡くなって10年。 　魔女の召使いだったリーゼは、年を取らなくなる魔法×城を出たら死ぬ魔法を掛けられていた為、城中に引きこもりながら、ぼんやりと時を重ねてい…

孤児院から屋敷の養子として貰われたリザ。 しかし蓋を開けてみれば使用人としての扱い。その上お金に困ったからと言って売られることに！ なんとか振り切ったリザは、薄汚い路地裏で黒い…

　まだ人と人ではないものが共存していた時代。小さな妖精の悪戯と些細な諍いから始まった、世界を滅ぼしかねない《大戦》。 　その混乱と苦難の時代がようやく終わりを迎えて数年後。一人の…

タティン王国は、蓮の精霊を祖に持つ、と言われる王家が治める国。 平和に暮らしていたが、ある時、大陸の皇国が攻め寄せてくる。 柴田恭太朗様の自主企画【三題噺 #50】「喧嘩」「紋…

≪最下段に電撃大賞応募用の結末までのあらすじ有≫ 現実と違う世界観で、現実と違う自分を楽しむ遊び、ＴＲＰＧ。 それをもしも、剣と魔法の異世界「で」遊んだら——。 積み上げた本…

短い散歩から帰って来た夫が、「ATMから昆布が出て来た」と口にした。私は半信半疑だったが、どうやら本当のことらしい。SNSや報道メディアを巻き込んだ騒動は、やがて北の海に辿り着く…

魔女のエルナは、子供の頃に助けてくれた＜黒いサンタクロース＞の一種、クランプスに恋をしている。 成長して会えなくなってしまった彼に会うため、いろいろと手段を探していたところ、とあ…

僕は彼女を、何度も、何度も、思い出せるようにこの物語を書く 君が居たという事実より、もっとはっきりと祐月という女の子を思い出せるように……