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魔女の召使いと宝珠

魔女の召使いと宝珠

丹羽 史京賀(ペンネーム変えました。元・

おすすめレビュー

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★★★
★26
9人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 那由羅
    538件の
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    ★★★ Excellent!!!

    大魔女が遺した宝珠を巡り、召使いは奮起する!

    主人公は、大魔女の召使いとして長年過ごしてきた女性リーゼ。
    そんな大魔女も十年前に亡くなり、それからも住処である城で一人静かに過ごしてきました。
    そんな中、国の王太子シエルが城の所有権を主張して来城した事で、リーゼの環境が目まぐるしく変化して行きます。

    見た目は年若くとも、実際は結構な高齢であるリーゼ。
    召使いになった経緯も相まって、考え方は達観…というよりは諦観しています。
    恋愛小説はお好きなようですが、いわゆる枯れ女子と言うか。自分に向けられる恋愛感情にはとにかく疎いのです。

    リーゼの人となりに惹かれて行くシエルと、年齢差もあって遠慮がちなリーゼとの、ちょっとちぐはぐな恋愛模様が楽しめます。

    そしてシエルが求めていた、大魔女が遺したという”宝珠”の正体とは───
    しっかりとした下地が描かれている、良質の恋愛ファンタジーです!

    • 2024年2月1日 13:30