概要
「決まりだ。よろしくね、センセ」
探検家ロカテリアの気ままな旅路は、街の祭りと重なって、宿が取れなかったりするのだ。
『KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~』
第二回お題「住宅の内見」参加作品です。
KAC2024のお題で、探検家ロカテリアシリーズを書いています。
https://kakuyomu.jp/users/tukiko-t/collections/16818093072915462838
『KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~』
第二回お題「住宅の内見」参加作品です。
KAC2024のお題で、探検家ロカテリアシリーズを書いています。
https://kakuyomu.jp/users/tukiko-t/collections/16818093072915462838
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!彼女との出会いは、心に息吹を与えてくれる……それは読み手のあなたへも
読んだあとに、これほどの余韻と……この先の物語への想像をかきたてる
こんな物語があったんだ、と……思わず心で喝采を贈ってしまう
ロカテリアの、ちょっと変わった居候話
たった数日
その出会いと、交わした言葉だけで……
人間の心に、情熱という名の息吹を与えてくれます✨️
彼女の言葉の力強さは、
きっと、主体として生きていた、
そしていつも信念に従って全力で生きてきたからこその
金言であるのではないでしょうか
ひょっとしたら、
ちょっとだけ、彼女の言葉は胸に刺さっちゃうかも
でも、それでいいんです。
その傷みは、きっと忘れられない、捨てられない浪漫の欠片が
貴方の胸に、疼いているから✨️ - ★★★ Excellent!!!ジブリ作品のような空気感、そして胸を打つラスト
探検家ロカテリア、女性、御年70歳。
人生の半分をとっくに過ぎて、なんならゴールが近いのに「探検家」などという元気爆発な職業をしている彼女と。
「売れない小説家」という貧乏青年の出会いから、この物語が始まります。
ひょんな出会いから始まった共同生活は穏やかに続き、その描写もとても素敵なのですが。
後半のある日、対極な生き方をする二人が口論になり、年長者たるロカテリアが青年に「ある言葉」をかけます。
作中、その言葉はするりと飛び出さず一旦濁されるので、読者はもやっとするかもしれません。私自身、意地悪な言い方をすれば「随分勿体ぶるなぁ」と思わされました。
しかし、ラストで明かされたたった一…続きを読む