YGIN

独特の語り調から過去を想起するという形で小学生時代が綴られているのが新鮮。小学生のいじめが大変リアルに描かれています。改行が殆どないため最初は若干読み取りづらいですが徐々に慣れてい…続きを読む

妹目線の一見素朴な一人称ではありますが、それがかえって涙を誘います。迷い無く星３つとさせていただきました。

寿司ネタと聞いて確かに思いつきそうな切り口ではありますが、いざ実践するのにどれだけ頭を捻らなければならないでしょうか。 かなり苦労されたと思いますが、話も上手く繋がっていてあっぱれ…続きを読む

間違いなく見習いたい作品です。 助長と言葉足らずの按配は非常に難しい文章の課題です。 たった204文字ですが、登場人物もやりたいことも可視化されており 、ギャグっぽさと妹の可愛らし…続きを読む

ユーモアに溢れた海外体験記録です。続きを読みたくなってしまいます。

実は読み進めるうちになんとなく薄っすらとオチには気づいてしまったのですが、それを加味してもとても良いお話でした。
荒くれ者の一人称が味良く描けていると感じました。

科学技術の発展した現代でさえ、山中の行方不明者というのは時折小さな記事になります。大人になると諸々の警戒心は高まりますが、子どもの頃は山というと漠然とした遊び場の印象を受けるのは確…続きを読む

胡蝶の夢までを読ませていただきました。
染み渡る感性がこちらにまで伝わってくるようでした。

バッテラがまるでエイリアンのように押し寄せてきます。
非常に突飛なアイデアですが、確かな文筆力をもって描かれています。

タイトルや目次から、やや稚拙なイメージを抱いてしまいますが、本文はそれを裏切る形で骨のあるものです。登場人物や場面を見失うこともなく、描写の丁寧さには勉強させていただきたい箇所が幾…続きを読む

想像力を求められない小説など存在しないと思います。 しかしSFに限っては、ある程度現実世界の延長線上に軸がなければ 白けてしまいます。 可能そうにみえてまだ不可能なこと、不可能そう…続きを読む

とても参考になりました。どれだけ創作欲があったとしても、やはり誰かに読んでもらえなければ寂しいものです。
作者の側が工夫し、自身の作品を発信することの大切さを切に感じます。

私はマインクラフトのことを名前は聞いてことはあっても実際にやったことはありませんでしたが、この作品を読んで奥深いゲームだと興味をそそられました。

不思議な作品でした。
他作品にはない固有のワールドがあります。

大変参考になります。
これからの活動も応援しています。

高い才能の片鱗を感じます。 是非とも続きを読みたいと思います。 現35歳のフィルが何者となっているのか、語りの始まった15歳で何が起きるのか、ラムチェルドと今後どうなっていくのか…続きを読む

明治期や昭和期とは違いＩＴ社会となった現代、「本」というのは数あるメディアの一つに過ぎなくなりました。 『活字離れ』が指摘され始めたのも最早最近のことではありません。 そのような中…続きを読む

医学的見地に立つ必要性もある題材でありながら、出だしから文才を感じます。物語がこれからどうなっていくのか大きく期待しています。

豊かな想像力の母体を強く感じ、創造した世界観を表出するためのはっきりした意思を感じました。文章力というよりは、文体と感性がマッチングしているのだと思いました。

マヌエラのキャラクター性に大きく惹かれます。
自分もこんなキャラクターを書いてみたい。
二話以降は神事の戦いが加熱しそうな展開で、次回が楽しみです。

ブートレグというタイトルだけあって「爽やかです、鮮やかです」とそういった詩の美しさ、神々しさのようなものとは逆をついたタイプの詩集です。 気落ちしている時や、悩んでいる時、失敗した…続きを読む

作風に迷いがなく、文体も言葉選びも作品の個性を優先させており、完成度の高い作品であると感じました。

言葉に重みがあり、ずしりとくるものがありました。
このような立派な経験に基づいたお話は大変勉強になります。

悪い意味ではありません。 良い意味で最初に抱いた印象がまさにタイトルの通り。 独創的な発想力にはエクセレントと言わざるを得ません。 ゴチャゴチャ感、ドタバタ感の演出が巧みで、 キ…続きを読む

143話まで。 仕事に疲れた社会人に高品位のエンタメを与えてくれる、そんな作品。 何より一番良いのは変に肩を張らずに読めるところでしょうか。とはいえそれは設定が少なすぎるとか情報量…続きを読む

散りばめられる世界観設定の緻密さに驚かされました。 ファンタジック要素も多分にありますが、 言葉一つ一つにずしりと色々邪推したくなる重みがあり、作者の気骨ある字の文と合致しています…続きを読む

序盤から疾走感を持って描かれる空艇系異世界ファンタジー。 随所にあるカタカナ語も小気味良く、世界観を巧みに演出しています。ルイセルら敵か味方かわからないようなキャラも登場し、これか…続きを読む

夜の卵という共通したテーマを基に、さまざまな視点で描かれます。 現代ドラマ風な語り調子に唐突にやってくるバイオレンスな局面には 他作品にはない”エグさ”があります。 残虐な箇所…続きを読む

こういったどこか屈折した主人公はとても好きです。 屈折したタイプの人間はしばしば世間では嫌われ疎まれますが、 実際にはそういったタイプほど物事を深く考えられる人だったりします。 …続きを読む

作者様の人生経験の豊富さや思いが伝わってくるような作品です。 どちらかというとエッセイに近い現代ドラマですが、よくある読み手への受けを良くするために「装飾」している感じがなく、すん…続きを読む

「自分が恐竜になった」という一人称視点は、書こうと思ってもそうそう書けるものではありません。大変すばらしいと感じました。

絶賛大流行中の異世界モノにあわせていることは明白ですが、随所に作者の力量を感じる部分があります。タイトルや今後の展開が練られていけば、伸びていく展望が見えます。自信をもって続きを執…続きを読む

中高生らしさがかなり良く出ている朗らかな作品です。 朗らかと言っても琴魅は死んでいる訳ですが、会話のやりとりは読んでいて若々しい気持ちになれて愉しいです。続きをどんどん書いていって…続きを読む

今までにあったようでなかった形のラブコメで大変興味深いと感じました。

タイトルやあらすじからも非常にバイオレンスなイメージを持って一読させていただきましたが、良い意味で期待を裏切られました。 描かれる人物の思いややり取りは緻密で、『整形』という賛否あ…続きを読む

物語の展開に即した落ち着いた印象を受ける地の文で、大変読みやすく、楽しむことができました。

海賊の時代を思わせる様な詩
後半はどこか寂し気で、哀愁を感じます。

ちょっぴり口は悪いですが主人公と小梅の掛け合いが楽しく、 一緒に旅をしているような気分になります。 後半からは戦慄のファンタジーがようやく始まるといった感じでハラハラ。 続きが大変…続きを読む

光と闇というフレーズがどこか懐かしく、 随所より、ああ、かつてより王道ファンタジーとはこうであったなぁと想起させてくるそんな作品です。 記憶を失っているシアン。 しかし魔物の声が…続きを読む

すらすらと読めるだけの確かな文章力とともに、
世界観がしっかりと濃縮され、起承転結に優れる素晴らしさ

文の呼吸が的確で整然としており、羨ましい文章力だと感じました。
登場人物のネーミングにとても華があり、見習いたいです。

私の場合は順序が逆でこちらの番外編からカルテットという作品を知りました。特に料理のシーンというのを自分の中で探していたとき、この作品はそんな要望に力強く答えてくれる質の高い作品でし…続きを読む

発想力がすごいですね。
今後の活躍に期待しています。

文に厚みがあり、説得力がありました。
今後の投稿に期待が持てる文章力です。