紅雪

※「第1回ルビーファンタジーBL小説大賞」参加作品。 暉(き)の国。 夜になると妖者と呼ばれる魑魅魍魎が跋扈する地。かつて国を脅かしていた邪悪な鬼術を操る一族が、伏魔殿に封じら…

考えるな、感じろ。 下手に考えてもこんがらがるだけです。 そのとき思ったことを、口に出してみてはどうでしょうか？ ......内容がわかりにくいものになっています。 できれば、一…

ごんぎつねのパロディです。 森で食べ物を集めている兵十に、悪戯を楽しんでいたごん。しかし兵十の母親が死んでしまい、それに同情したごんは、娘の姿に化けて食べ物を分け与えるようにな…

ずっと好きだった それは、ほのかな思い 初詣にいっしょに行き、距離が縮まる―― 手をつなぐこと　おそろいのお守りを持つこと 幸せな、未来の予感

『酒類無党』という政党から市議選に立候補した酒匂好男（さこうよしお）38歳は、その過激なマニフェストによって亡き者にされてしまう。 死後、人生を振り返る際、生前の願望を別の世界で…

不思議な話と、怖い話の短編集です。 ホラーが苦手な友人がいるので、不思議とホラーで分けてあります。 田舎にある古くから続く家は、なぜか霊感が強い者が生まれやすい家でした。そんな…

華やかに彩られる街で、男はある店に向かう。そこで買ったのは赤い瞳の少女。一夜限りの、2人のクリスマスが始まる。／全５話

多くの人の死を看取って来た不死・不可視の存在である火檻。 彼はまた今にも消えそうな命と向き合う。

　現代ドラマにしてありますが、この作品はコメディ短編です！ 　カクヨムさんってコメディジャンルがないんですね(⁠>⁠0⁠<⁠；⁠)ちょっとジャンル迷子です😅 　真夜中に、天然娘…

　【カクヨムコン８短編】に応募した「イレイサー」を日本の憑き者落としにコンバートしてみました。防衛省国家情報保安局の依頼を受けイレイサーのマナミとサトルは今夜も憑き者落とし。今回…

辛い歳月を過ごし、失意に沈んだ者は、人の痛みを知る。命を賭して雄々しく立ち上がれる。謎に満ちた幸村伝説がはじまる。

目が合うだけで嬉しい、そんな気持ち―― 小学校のときの友だちといっしょに初詣に行くことに。 メンバーには気になっている彼がいる。 初めて、恋心を意識する瞬間

深夜０時に出会った幼女は、些細なことにも興味津々。夜の街に満足したら家に帰るらしいが、一体いつになったら、帰ってくれるのか。／全５話。

【本編完結／後日譚「戦乱の章」準備中】 マルシブ帝国第十六皇女アイシャは、地味で臆病者。ひょんなことから洗濯籠に隠れたアイシャは意図せず後宮から連れ出され、天竜（てんりゅう）の…

異常心理学研究会──それはＫ大に内在する一風変わった同好会である。亜蘭芳率いる超個性的な面々は、人の異常行動について日々研究していた。研究テーマとなり得る案件があれば、学内外を問…

第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト用に書き下ろした『一人芝居用の台本』（全７話）です。→中間選考突破しました！応援感謝。 姿の見えない女の子がアナタに話しかけてきます…

『青いトンネルの向こうには～天に届く音色～』のヒロイン早坂蒔絵の視点から見た小説となります。あらすじは同じものとなりますが、蒔絵の感情がより濃く描かれています。補完的要素が強い作…

「そうです私がオヤスミ天使です……というわけでキミははやく寝てください！」 突然、現れた天使は貴方を眠らせに来たと言う。 だがそんな天使は一生懸命ながらもポンコツ気味。 コント…

小学生の頃、高村悠真は、担任の先生から、作家になる夢を諦めるように言われる。 しかし、諦めきれない悠真は、大学の文学部に進学し、そこで、坂戸澪という、同じく作家志望の女の子に出会…

　後藤傑は病室から見える鮮やかな紅葉に想いを寄せていた。 傑は十代の半ば、もう七十年も昔に一度だけ神隠しに合ったことがある 彼は赤く染まる世界を救うために異世界転移を行ったのだ。…

私の思いの丈を綴っています。

ゼンキ堂は、きもうという鬼が住みついた小さな書店だ。 きもうとは、生前に他人を羨み、或いは盗みを働いたものが成る邪鬼だ。痩せたからだと顔を隠すほどの長い髪を持つと言われている。…

【ヒロイン・心のファンアート頂きました！】 ＠tonari0407先生近況ノート https://kakuyomu.jp/users/tonari0407/news/168173…

人と馴染むことの苦手な高校生の倉橋 糸は、本ばかり読んでいた。そんな糸は同じクラスの須山芽衣との出逢いで段々心を開いていく。 さて、その結末はいかに。

寂れた漁村には常に、俺のクローンが彷徨っている。 町の人々が勝手に作り出した俺では無い「俺」 そんな故郷など、捨てたはずだった。 ……不本意ながら帰ってきた故郷で、待っていたのは…

本作はとある王様がとても難しい選択を迫られるお話です。作中で正解は示されませんし、そもそも無いと思います。きっと読者様の数だけ正解があるのでしょう。 たった２０００字ほどの短編…

子どもの理屈はよくわからなくて大変だけど、笑える日々もある。 失敗したり泣いたり笑ったり一人前のつもりの今がきっと一番おもしろい！ 小説の書く息抜きに、通勤の合間に、家事の合間…

『イタズラ電話株式会社』 　就活に失敗した私は、妙な電話をかけ続ける会社に拾われる。 　そのうち自分の仕事に意味や、やりがいがないことに気が付くが…。 『不景気な殺し屋』 　俺…

【短い紹介】 新しいご主人様を探して旅をする魔獣猫が多くのご主人候補と触れ合う、 ほのぼの、時々残酷なゆるふわもふもふ物語。 【あらすじ】 猫型魔獣の「パトラッシュ」は、主を失…

【本編完結しました！　番外編を更新中！】 食べることが大好きな白永、通称シロは訳あって山で遭難し餓死してしまう。 次に目覚めた先は『食事』を最も重要視している異世界。 戦闘さ…

　人間の王が治める国、グランフィリア王国。 　多種族が暮らすこの土地から、物語が始まる。 　帝国との戦争が終結してから十六年が過ぎた頃。 　平穏な村に住む少年は、武術、魔術、鍛…

朝起きたら『チュートリアル　起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房　…

殺戮怪物デストロイヤーが出現し、さらに対抗する為に戦う女の子は衛士と呼ばれていた。 その中の一人、一ノ瀬真昼は仲間の力を上昇させる異能を持ち、重宝されていた。しかし最愛の姉を失っ…

みずほは退魔師を務める少女。 夜な夜な魑魅魍魎と戦っている。 ある日、家の祠に封印されていた鬼にそそのかされて封印を解いてしまったら、何故か彼に「我が妻」と呼ばれてしまい。 正体…

第二王子のヨハネスと婚約が決まったとき、私はこの世界が前世で愛読していた物語の世界であることに気づく。 そして、この婚約がのちに解消されることも思い出していた。 ヨハネスは優し…

技術と神秘を巧みに扱い空を染める職人が仕事を勤しむ空染工房は、神代の昔から続く伝統がある。 工房の親方である彩光と、彩光の弟子であり巷で天才と噂のみつきは、それぞれに空染の仕事を…

それは、激しい雨が降り続いているが、それすらどうでもよくなる朝のことだった。 月裳（つくも）の幼馴染みである須原（すわら）は御上（おかみ）に見初められ、嫁にいく。 月裳は須原の嫁…

ふたりの恋をもとにした掌編小説集です。家集からの創作もあれば、完全オリジナルの作品もあります。 思いついたままに投稿していくので、時系列には沿っていません。設定も一貫していません…

病に伏した幼馴染の結奈は日に日に弱っていき、もう長く生きられないことは明白だった。 そんなとき、一人の不思議な少女と出会った。 少女は自身を死神だと名乗った。 これは優しい死神…

　Eternal　talesシリーズ第一弾。 　現在小説家になろうでも投稿中。1300PV感謝です！ ＊＊＊＊＊ 《始まりの世界》。そう呼ばれるこの世界には様々な種族、生き…

　とある田舎町。普通の高校生活を送っていた奏太は、ある日突然本家に呼び出され自分の役目を知らされる。それは、人の世、妖の世、鬼の世を隔てる結界を守り、そこにできた綻びを塞ぐこと。…

目覚めるとそこは知らない場所だった。 まだ正気を保てているのは、多分周りに同じような境遇であろう人たちがいるからなのか、それともこうなる前の記憶が一切思い出せないからなのか。 …

真夏の炎天下、堤防の上を歩く二人の少女。 酷暑はあらゆる場所に死をもたらす。陸に、海に、そして少女たちの上に。 自主企画：【第4回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか…

―――佇む君はまるで雪の精のようで。 約450文字の超短編です。ここから想像を膨らませて、新しい物語を紡いでいただけたら嬉しいです。

あなたと私は付き合っていない。 気づいたら手を繋いでいた。

「今ここに、『東京国』の独立を宣言します——」 その報せは突然だった。都知事の指揮で霞が関は占拠され、日本政府はやむを得ず立川に移転した。 「東京を前にすれば、その他はすべて有象…

　世界の調停者たる竜王が、勇者により突如討たれた。 　これを皮切りに、勇者と呼ばれる化け物を作り出した人族は、他種族を次々と侵略していく。 　その戦火に巻き込まれ、幸せな日常…

時は江戸。巫女の少女、美羽は、ある日襲いかかってきた妖怪に、『暁の狐』と呼ばれ、妖力を増幅する、『深紅の結晶』の在処を聞かれる。 身に覚えがない言葉に戸惑っていると、突然腕輪に封…

いずこかの剣と魔法の異世界――とある小国の物語。 一国の王女と、彼女を守る女騎士の秘密が、白日の下にさらされた。 誰が密告したのかもわからぬまま、女騎士は罰として猫になる呪いをか…