概要
例え、一握りの才能になれなくとも、書いていることで繋がり合えるのだ
小学生の頃、高村悠真は、担任の先生から、作家になる夢を諦めるように言われる。
しかし、諦めきれない悠真は、大学の文学部に進学し、そこで、坂戸澪という、同じく作家志望の女の子に出会い、付き合い始める。
澪はやがて新人の登竜門とされる、文学賞を受賞し、作家になったが……。
しかし、諦めきれない悠真は、大学の文学部に進学し、そこで、坂戸澪という、同じく作家志望の女の子に出会い、付き合い始める。
澪はやがて新人の登竜門とされる、文学賞を受賞し、作家になったが……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!物語を書くすべての方にとって大切な作品だと思います
小説を書いたことがある者なら誰もが通る苦悩や挫折の道を、主人公が紆余曲折を経て、最終的に自分の着地点を見つけるやさしい物語です。
物語のキーにもなっている、「プロでもアマチュアでも、書いているということは同じ」という言葉がとても胸に染み込みます。
小説を書くということ自体はさほど難しいことではないかも知れませんが、書く立場となって見えてくる景色は決して綺麗なものばかりではなく、それでも、書く立場となったからこそ出会えた世界の美しさをこの作品は描いてくれています。
最後の、主人公のペンネームまで注目して読んでいただきたいです。