「純文学 ファンタジー」を含む小説

　冬の帳村と呼ばれる小さな村で生きる十七歳の少女──新奈は、物心付いた時から孤独な日々を過ごしていた。新奈以外の、その村で生きる人たちは、雪が降ると当日の記憶を無くしてしまうから…

巨人のような力に目覚めた少女ベルナデッタ。ある出会いをきっかけに彼女は戦士を志す。 ※表現の都合上、所々三人称視点を活用しています。 § ← このマークが来ると視点が変わります。

SF系現代ファンタジーの短編小説を書いてみました。 全4話。 楽しんでいただけたら幸いです。

独立して読める掌編〜短編小説集。 主にエブリデイマジック、ライトSF、ハイファンタジー、ヒューマンドラマなど。

老騎士ヴォルフは旅路の果てにいた。 戦に斃れた友から託された品を、彼の婚約者ハンナに渡すべく辿ってきた旅も終わりに近づいていた。 だが、あともう一息というところで、老騎士は盗賊に…

　カクヨムweb小説短編賞2022及び、カクヨムコン8にて短編特別賞を受賞することができました。本作をお目に留めてくださった皆様、温かいお言葉で応援してくださった皆様、そして選考…

ある朝、目玉焼きでも作ろうかとたまごを割ると、中から一人の女性が現れた。 僕と彼女は、一緒に暮らすことになる。

「ミセンにある霊薬の話、知っとる？」 　妹の言葉に、私は眉を寄せた。 　祖母が危篤だと連絡を受けて、実家のある広島へ帰省したというのに、この子は一体何を言っているのだろうか。…

あなたは忘れ物をしたことがありますか？ 筆箱や宿題を家に忘れたりなどの経験はきっと多くの人にあるでしょう。もし、そんな忘れ物達を届けてくれるお店があったら……。 このお話は…

ある日を境に不漁続きとなった漁師町。神に神意を尋ねると、一人の男を捧げるようとの神託が授けられた。町の代表は海の女神の伴侶として指名されたルーチョを訪れ、一人の命と町の存亡どちら…

ある寒い日、小学五年生の吉田渡が朝ごはんを食べようとすると、よそわれた炊き立てのご飯の上に老人が座っていた。毎日のようにご飯に座って現れる老人と、渡の距離は徐々に縮まっていく。

現代東京に住む、異能力を持つ男子高校生、上杉彼方はある日、ロンドンから戻って来た姉・上杉彗仙と再会する。その傍らには見知らぬイギリス人の青年・レオンハルトが居た。 その日を起点に…

ありふれた日常の中にある情景 現実離れして妄想や空想の中に見る夢 時折、切なさが残る様な余韻をお届けします。

およそ優等生とは無縁の学生生活を送った溝口は、なぜか公立中学の教師になっていた。手がかかる生徒はいないが中学生は子供ではない。かといって大人でもない。思春期の彼らの相手をする一方…

🌿2024.12.2　更新頻度を毎週月、金から月、水、金に変更します。時間はいずれも20時です。 🌿2024.12.2　登場人物紹介を更新しました（ジニア追加）。https:/…

若干ファンタジー

『命の建設するパズル』大シリーズの第1作。『渡邊雅實』小シリーズの第1弾。 明治時代に生きている優秀で個性的な美女の中学生である渡邊雅實が、絲島純彦の導いている『若き原の花火』…

　ここは、さまざまな種族が生存する世界。 　主人公であるベルメルシア家の御令嬢アメジストの種族は、人族（ひとぞく）。 　自分の信念を曲げない正しき道を歩む彼女は、とても慈悲深く、…

▼赤の彼岸花と白の彼岸花。毒をもって毒を制す。 ▼ヒイロは、白蛇に遭遇した。彼は、キヨという。彼と物語をつくる。 ▽Remiさんと題材共有コラボ第二弾✨ Remiさんからのお題『…