ファンタジーものかな、と思って読ませて頂きました。その詳細は、ぜひお読みください⭐︎じんわり染みてくる、哀愁と人情のあるお話でした!文章も素晴らしいと思いました。課題を抱えた主人公の、迷いながらの帰郷。そこからのテーマ展開と葛藤。オチもよいです!意外性もありつつ、あらためて人情の機微を感じさせる切り取り方。技巧だけでなく、作者様の、人生や人間に対する温かい視座が伝わってくるような……そんな作品でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(101文字)
小学生の私でも分かりやすかったです。読み終わった今でも、ずっと心に残っています。全部で4話の短いお話の中で、気軽に読むのにぴったりです!短い話ですが、すっごく感動的です!まだ読んでいない人は、絶対読むべきだと思います。
読み終えて、目の覚めるような紺碧の海の色が瞼に焼き付いている気がしました。どうなるのか、ドキドキしながら読み進め、ラストには心地よい余韻が残ります。美しい海の景色を背景にして、一つの線に繋がっている家族の歴史と未来。そしてそれを綴る筆致はとても丁寧で繊細です。個人的には登場人物のちょっとドジな所も共感できて、楽しんで読めました。四部構成ですが短編なので、あっという間に読めます☆彡