目の覚めるような紺碧の海の色が瞼に焼き付いて……

読み終えて、目の覚めるような紺碧の海の色が瞼に焼き付いている気がしました。

どうなるのか、ドキドキしながら読み進め、ラストには心地よい余韻が残ります。

美しい海の景色を背景にして、一つの線に繋がっている家族の歴史と未来。そしてそれを綴る筆致はとても丁寧で繊細です。個人的には登場人物のちょっとドジな所も共感できて、楽しんで読めました。

四部構成ですが短編なので、あっという間に読めます☆彡