「炭酸 カクヨムオンリー」を含む小説

【カクヨムコン５特別賞受賞＆2021/03/18書籍発売！】 29歳。 結婚秒読みだと思っていたわたしに、同棲中の恋人が衝撃的な告白をする。 「もうひとり、彼女ができたんだ」 そ…

癇癪持ちの母を持つ「私」の話。

定期テストの帰り道の話。

西村幸貴20歳（ピアノ科学生）と、その友人、大垣渉の日常の一コマ。

「「考えてもみて、あなたのそれは本当に平凡だと思ってるの？ 転校先にいた変な女の子 私を慕ってくれるあの娘 あの娘には秘密があったんだ…… 私はそれに気づかずに過ごし…

恋とは実に素晴らしいものだ。その相手が異性だろうが同性だろうが、恋というものは人生におけるとっておきのスパイスになる。ここにもまた一人、恋をしている少女がいた。その少女は今まさに…

【カクヨムコン５特別賞受賞＆2021/03/18書籍発売！】 【2023年５月、創元文芸文庫より刊行！】 軽度潔癖症を自覚するわたしはある日、アパートの鍵を出先に置き忘れ、隣人男…

橘　大河《たちばな　たいが》は、友達も彼女もいる高校２年生。炭酸のようにはじける青春を謳歌している……わけでもなく。本当は、親友の　月花　冴《つきはな　さえ》が好きなのに…… 不…

ひょんなことが切っ掛けでクラス１地味な浅井と仲良くなった。話してみると浅井はクソ面白いやつだった。そして成り行きで浅井は私の彼氏役になった。 でも、日を追う毎に私は浅井への想いを…

再テストさえ合格すれば終われる補習で、荒牧は最後の一人まで残っていた。ようやく帰ろうとした渡り廊下、ふと学校に響く“夏休みの音”へ耳を傾ける。 ──ペタリ、ペタリ。そこに迷い込ん…

新学期が始まり、桜が散り始めている春。 俺は幼なじみの星華といつものように学園へと登校していた。そんなある日、中途半端な時期に転校生の未生がやって来た。そして、未生は俺にこう言っ…

人間を描きたい。人と人との関わりを、たくさんの生活や人生の有り様を、ひたすらに。 そんな思いで、カクヨムに小さな庭を作りました。 抉られる話も、オチのない話も、緊張する話も、ほっ…

過去の恋愛を引きずっているときに彼と恋に落ちた。 お互い同じ気持ちなんだと確信したはずだったのに、どうしてこの関係ははっきりしないんだろう？ 若い頃のピュアな青春じゃない、大人…

8月1日、小説家が殺される。ホテルの最上階、部屋はオートロック。死因は絞殺。発見者はホテルスタッフ（モーニングコールに出なかった）被害者と最後に会ったのは配送業者、それは夜の9時…

親友の脱童貞に触発された俺は、片想いの相手がいつもと違う雰囲気を放っていることも引き金となり、衝動的に告白。 しかし、それは転校してきたばかりの双子の妹だった！ どうしよう、キス…

僕はいつも炭酸水を飲んでいる。 それはいつからだろう。あの時からだ。 あの時が起こった理由は？あの時に何があった？ これは全てを知った僕の回想録だ。

作中では敢えて描写を削りましたが、語り手の子は五感、特に嗅覚と聴覚の鋭い吸血鬼です

コカコーラ・オレンジが自販機から消えた。それは儚く旅立って行く一つの命に似ていた――― 歪んでいるのは誰だろう。信じるべきは誰だろう。一つのジュースと海が描いた、暗くて昏いストー…