「怖くないホラー」を含む小説

大学生のとき、深夜に通っていた森林公園、小さな池のそばの柳の下で、浴衣姿の女性が立っておりました。

デジタル化されているのに突如電源の入っていないテレビに映る砂嵐。 そこに浮かび上がる文字は――。 「もしもし、私メリーさん」 相手を追い詰めて殺す怪異、その電話を受けた女性の取…

カクヨムコン10短編のお題『帰る』で、書き上げました。即興短編。 作者初のホラーですが、怖くないホラーでございます。 切なくなる、優しいホラー。 よろしくお願いします。

語ることもおぞましい『ナニカ』との遭遇。 私の足の裏で蠢くソレは、見覚えのある形をしていた──。 公式自主企画「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」参加作品。 ※実話です…

平成時代の半ば。 小学生だった私達の学校の通学路には、「挨拶ジジィ」と呼ばれているお爺さんがいた。 地域の変わり者扱いされている彼に、私は興味を持って話しかけてみる。 彼が、小学…

自称ふわふわ女子の古橋絵梨花（ふるはし　えりか）さんの頭の中で、警報音が鳴る時がたまにあります。 自分のやる事が間違っていない、正しいという狂気に囚われた怖さを書けていたらいい…

元高位悪魔のビンカマジョール・ペリウィンクル・ボイニクス・ラウムことピィちゃんは、怠惰過ぎる曇天《どんてん》ことオカルトライター佐藤　青空《さとう　あおぞら》と共に、大型インコの…

こんにちは！ 新しい住人さんですね？ こちらは全日本霊体連合組合です。 急に環境が変わって、なにかとお困りですよね？ そんなとき、組合に加入していれば、我々、組合員一同が、サポー…

昔話をホラーに演出したり、現代あるあるの怖い話をまとめました

幽霊、妖怪、怪異。 オカルトチックなそれは、案外人の近くでうぇいうぇい元気に暮らしている。もしくは存在している。 見慣れたら平気だ。どんなに怖い見た目をしていても、どんなにグロイ…

西都公達学園高等科、茶道部副部長の茶釜薫は、魔力持ちの多い西都の中でも、火を喰らう異能の持主。静かにお茶を点てる薫のもとに、今日もあやしげな相談が持ち込まれる。ここは、茶道部で、…

友人が引っ越したアパートが「出る」らしい。 すると霊感０の友人は言った。 「マジかよ！　会わせてくれよ！　俺、一度幽霊ってのに会ってみたかったんだよ！」 ※ちっとも怖くないホラー…

再会の時間は煙草一本だけ。 死者と出会うことのできる喫煙所でのお話。 ---------------------------- 小説のフォローや☆の評価など頂けると嬉しいです。

年齢＝彼女いない歴の俺。はじめてできたかわいい彼女の手を握ろうとすると、先客がいた。なんと彼女の左手を先に握っていたのは、幽霊の手だった。そして彼女は俺に手を握られていると勘違い…

青年は、寂れたキャンプ場で、奇妙な少女と出会う。 お礼がしたい、という彼女。だが、心当たりは全くない。 放置しておく訳にもいかず、とりあえずは家まで送り届けようと、男は少女を助手…

日本人形の千代は、主である玲司のことが大好き。ところがある日、玲司が美咲という女を家に連れてきた。 嫉妬深い千代は仲間の手を借りつつ、人形が使える不思議な術を駆使して美咲を追い出…

！！！ゾンビ発生注意報！！！ 主人公と個性ありけりな友達とゾンビだらけの世界を鼻で笑ってしまうような日々！ しぬまでふざけたおしてやるわたわけ！！ 色んな人達と出会いそれぞ…

娘を亡くした父親が、遺された牡丹を育てる話。

幼い頃の記憶をかき集めて書きました。 登場人物 私…昔(幼少時代〜社会人10年目まで)不思議な体験をすることが多かった。 兄弟…霊感などはない様子。 母…あっけらかんとしたさっ…

鳩羽カモメくんと冬山深雪さんの、ほのぼのした学生生活。