主人公はお盆休みを利用して帰省した。帰省先は自然豊かな田舎で生き物たちが身近にいるような場所。泊まる家は古いけど通いなれているところだ。その夜、主人公は喉が渇いて目が覚めた。水を飲むために台所へ行くとソイツと遭遇してしまう!相手は危険な存在だ。ほかの家族が寝静まっている中、主人公は戦うことを決意した。家族のために一人で戦う主人公は、はたして勝利することができるのか!?応援したくなる一夜です!
お盆休みを利用して帰省した祖母宅。丑三つ時に起き出した「私」は、とんでもない事態に見舞われる。その邂逅はとても平静を保っていられるものではなく、恐怖体験でしかないのですが、軽妙な語り口についついクスッとしてしまいました。家族を起こしてはいけない。家族を危険にさらしてはいけない。そもそも起き出さなきゃ良かった。そしたら、こんなこと起きなかったのに!おぞましく、コミカルで、そして自分以外の存在を思いやる温かみを感じられるお話でした。
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