「船」を含む小説

★これはフィクションです。

　横須賀でカレーとハンバーガーのセットを食べよう。どこの店にもある。どっちかだけなんてもったいないから。 　自衛艦カレーの缶詰を買おう。潜水艦は具が細切れ美味しい。きりしまはオー…

あの船が解体される…残すと言っていたのではなかったのか？ 津波で打ち上げられた気仙沼の第１８共徳丸のことである。あれほど、津波の猛威を伝えるものはないと、岡崎由美子は思っていた。…

アラフォーで死んだ俺。大仏様が言うには、生前に積んだ徳で転生できるとのこと。唯一の心残りである、十三年前に行方不明になってしまった娘が、どこかの世界で生きているらしい。元マッサー…

船に乗っていた。 そうなんした。 無人島についた。 僕は家族を殺した。

　山陰の石見地方の、小さいが底曳き漁の盛んな漁師町で生まれ育った健太は、町の漁師に憧れ、中学を卒業して漁師になる希望を抱く、海が大好きで素潜りの得意な小学六年生だった。小学生最後…

半島の先端に位置する小さな町。何年も前から敵国からの支配を受けるようになったこの小さな領土を、遠く離れた場所にある本国は見放した。 そんな閉じられた世界で、唯一広大な世界を感じ…

高校３年生の文葉(ふみは)は、後輩の女子２年生の和桜(かずさ)に想いを寄せている。 だが、拒絶が怖くて、なかなか一歩を踏み出せないでいた。 ある日、苦しむ彼女の夢に、「想いを流せ…

21世紀。 他人と関わったり、コミュニケーションを取ることを極めて苦手とする「灰色の人類」たちは、コミュニケーションによる高度で発達した社会を築く「現人類」の世界から逃れるために…

エイリアン大戦から五年が経過し、人間とエイリアンが共存する平和な銀河のもと、軍人を辞めて貿易商人に転職したアシュレーは、妻と娘をを養うためという名目上、お気楽にほそぼそと商売を続…

　地上は毒に侵され、人間が住めなくなって久しい。 　かつて栄えた文明の芸術と学問を守るべくそのシェルターは築かれた。素質と血筋、才能を管理され自由のない暮らし。けれど疑問を抱く…

童話を模した若き異能者──Fiction Holderで溢れていた世界。 Fiction Holderを統括管理する浮遊島──天野鳥船。そこへ一人の少年が訪れる。天野鳥船に安置…

妻に勧められ、生命保険に入ることになった私。 どうやら積立式で、老後も年金としてお金を受け取れるらしい。 よくわからないまま流れで契約を結んだ夜、私は変な夢を見た。 もやもや…

突如、エリア51に一つの宇宙船が墜落する。異星からの来訪者は人類に警告をするためにやってきたと語り始め―――

いつからか成層圏の彼方に影を現すようになった謎の飛翔体「船」。低地では大気の霞に隠れて目にすることさえ叶わない。 大学の休暇、私は山奥の旅館・鯉苑(りえん)を訪れる。そこは知る人…

冴えない社会人、船野弘（ふなのひろし）。給料も友達もも少ない彼に、一つだけ常人をズバ抜けた才能を持っていた！！それは、FPSゲーム。会社とゲームで戦う船野の運命はいかに。

探査宇宙船キングス・トランプの乗組員を襲った悲劇。 正体不明のバケモノに、彼女は立ち向かう。

近未来――人類は火星を開拓し、そこを人間が住める環境に開発した。 綺麗な地球と月を想像しながら空を見上げる少年の話です。 ※アポロ11号が1969年7月20日頃に初めて月に着陸…

海上の船．．．．．．