主人公が抱えるご病気についての葛藤をあるワンシーンに切り取って描かれたものです。ご病気についての苦しみは勿論のこと、これからのことを描いており、決して暗くなるばかりでない所が素晴らしいと思います。今後、お休みを交えて様々に寛解して行く様を願って読みました。文章は、会話文と地の文が程々に交差しており、読み易いと感じました。是非、ご一読ください。