「ドラマ 短編」を含む小説

良いことがない日、人生の路頭に迷う日、ついてない日そんな風に感じたことありませんか？ そんな思いを抱えた主人公が今日を生きる、思いの先にあるものは

「続いてのニュースです。本日未明、元日本国防軍中将で第30代国防庁大臣の御醍醐沖人（ごだいごあきと）氏が何者かに自宅で殺害されるという事件が起きました。 警察はこれを受け・・・…

綺想編纂館さま主催の「ノベルバー」（11月1日～30日）に参加させていただいてます。 何話か書けたらいいな～と思ってます。 ジャンルは「現代ドラマ」ですが、ファンタジーも恋愛も混…

私、染谷琴音(そめやことね)は、超高齢出産で生まれ、母とは祖母と孫ほど歳が離れている。 だからこんな日が人より早くやってくる。覚悟はしていたけれど、まさか20代で来るなんて…。 …

グラウンドから聞こえる野球部の掛け声。 夕空に響き渡る吹奏楽部の音色。 廊下ではしゃぐ帰宅部の喧騒。 そして、 放課後の部室に一組の男女。 香るカップ麺のにおい。 何気ない会…

戦が終わって家路に着いた男を待っていた悲しい現実。 そして、その数年後にその男を追ってきた元部下の見た残酷な結末。 戦が引き起こした悲劇は一体何処まで付き纏うのだろうか？ ※以…

四話構成の短編です。現代ドラマでありつつ、SFともホラーとも取れるような話です。 きっとモヤモヤされることでしょう。そのモヤモヤを楽しんでいただけたら幸いです。

二歳の息子を育てる“私”は、棚から賞味期限間近の即席麺を発見する。思い出すのは、まだ息子が赤ちゃんだった時のこと。 「幸せしみるショートストーリーコンテスト」用の作品です。

　近未来の日本では人類の悲願とも言える不老不死の研究は様々な方面で進んでいた。中でも脳組織の研究は大きく進歩し、個人の思考を完全に再現出来る人工頭脳の実用化に成功していた。将来的…

身寄りのない兄妹が、ある天気の良い日に施設を抜け出し、コンビニで赤いきつねを食べるお話です。 その後、彼らは別々の養父母に引き取られることになりますが…。 では、どうぞ。

僕は図書館で初めて彼女と出会った。それから、人生の節目にはいつも彼女が赤いきつねと緑のたぬきを差し入れてくれた。

森鴎外『鼠坂』よりインスピレーション 初の短編 10分程度で読めるかと思います ジュニパーベリー文学祭書下ろし

大晦日のバイト帰り、僕と刑部先輩はそろって鍵を失くした。 雪が降り寒風吹きすさび、もはやこれまでという絶体絶命のピンチの最中、先輩は呑気に宣う。 「そば食べたいよねぇ」なんて。 …

魔法と蒸気機関文明が共存した大英連邦に暮らす、当代きっての魔法の天才、ラメンちゃんが、習得した魔法を一切使わずにラーメン屋を開店する物語。 ラメンちゃんが魔法を使わないのは深い理…

昨日死んだ隣のクラスの女子生徒から、俺のもとに手紙が届いた。 ［2015/05/15公開作　再掲］

群馬で暮らす少年ふたりは、万引きを繰り返していた。 小学校の卒業式を控えた真冬。 少年ふたりはまたしても、万引きを担任のやまこ先生に見つかり、家に招かれ赤いきつねをごちそうにな…

■あらすじ 親友三人組の町田真紀と王子みなみと私は、一生独身を貫くと誓い合った。その半年後、私とみなみは真紀の結婚披露宴に出席していた。その会場で爆発があり、新郎が爆殺された。新…

食品スーパー、モリモリフーズで働く大学３年生の棚森創と、加食担当、徳梅聖流さんの一コマ。 山積みされた「赤いきつね」「緑のたぬき」を前に、一人の女の子の小さな恋が動き出す――？ …

雪が降る夜は、しぜんと故郷を思い出す。 都会で一人暮らしをはじめて数年。 何をやっても上手くいかない挫折の毎日。 そんな私の元に、ある日、母から思いがけない荷物が届いた――。

どんな特別な日も、重くなりそうな話も、冗談交じりに軽やかに。 母と私はこの26年間そうやって適当に幸せに生きてきた。 だから私は、今日もそうしようと決めたんだ。 母娘の何気な…