「ミステリー 怪異」を含む小説

　　　　──背景色、黒推奨。 ヒトの世界には数多くの都市伝説という、怪異的なものが存在しています。 何かが存在してたり妙な現象が起きたり。はたまた秘密結社がいるとかどうとか。…

……人の悪意はゾクゾクする程、面白いなあ。 私、雨月アリナの趣味はアクセサリー集めだ。 私は怪異が視える。 けれども、自分以外の人間の除霊が出来ない。 自分以外の不幸もど…

　訳ありの少女・横川レイが夜の繁華街で出会ったのは、最近引っ越してきたばかりのクラスメイト・大御名累だった。「君が心配だ」と告げる累に、レイは反感を募らせる。 　累を避けながら学…

　第一章　藁人形に五寸釘　完結 　第二章　構成を思案中 　祖母と二人で暮らしている悠季は、祖母が入院することをきっかけに、長年営んでいた古書店を閉めようとしていることに気づいて…

WEB上の小説投稿サイトで小説を書いている美咲は頭を悩ませていた。 十二月から始まった小説コンテスト用のアイデアが全く浮かばない。 周りの執筆仲間はどんどん新作を公開し話を進めて…

「こんなとこにホテルなんて無さそうだけど。道、間違えてるのかしら」 　彼氏に「同じ名前の女がいるから」と訳の分からない理由で振られた。私の人生で一番理不尽な言葉。 　そんな一方…

警察官の神田智輝は『怪異現象対策課』という聞き馴染みのない部署に配属された。そこは、科学では解明できないような怪異現象が関わる相談ごとを捜査する部署らしい。 智輝は怪異現象に懐疑…

視えないモノが見える青年、団野赤月の世界は、ある日、箒で空を飛ぶことを夢見る魔女見習いと出会ったことで一変する。 ミステリーコート。 その東京支部は、渋谷にある探偵事務所が担って…

探偵、司城賢明は６年前に殺された妻の事件を追いかけていた。なぜ、妻は殺されたのか──被疑者死亡で終わったこの事件に納得がいかなかった。 ある日、司城のもとに中学生の少年、椎羅が訪…

人間が死んだ時、生前に強く思っていた殺意や恨みがこの世に残り続けることがある。 そういった魂の残骸がある程度集まると『怨霊』となり、社会に害をもたらす。 人々の恐怖心に応じて、『…

悪質ないじめ事件の発覚で、炎上の渦中にある北の地方都市、蔦沼市――。 不気味な盗撮動画をきっかけに、蔦沼タワービルの怪異に気づいた少年と新聞記者。 同時刻、タワービルの怪異を探る…

怪異調査ものです。SCPっぽいのが書きたくて… グロなし とある高速道路上で頻発する死亡事故 「Mパーキングエリア」というパーキングエリアにおいて、どこからか現れる「頭の小さな…

都内で人間の仕業とは思えない、稀に見る惨殺事件が発生する。刑事の昏木と相棒の沙汰は捜査する内に、接点が無いと思われた被害者たちが、とあるサークルのＯＢであることを掴む。 ……果た…

国内でも有数で最も謎めいた学園として知られている都立 九頭竜学園。招待状を貰った者しか中に入ることを許されない閉ざされた学園に何の因果か入学することになった。 僕はこの学園で不…

地上高三千メートルの宇宙太陽光発電タワーがそびえる都市、美鈴田区。 その街で密かに人を石に変えてしまう怪物『メデューサ』の目撃情報が相次ぐ。 高校の雑誌部の部員、ゼロとリュウジは…

妖怪、幽霊、妖、怪異、魑魅魍魎、悪魔、これらを人は総じて「バケモノ」と呼ぶ。 これはそんなバケモノが跋扈する世界で、悪魔の心臓を身に宿した少年夜神吉良《やがみきら》が様々なバケモ…

ランドンのシャロン・ホルスト探偵事務所を訪れたのはスコルチ地方の名士、マクファーラン家の長女、キャサリンだった。彼女が言うには、この頃マクファーラン家の周りに住む家で続々とバンシ…

目を醒すと、海を臨む列車に乗っていた。 隣の席には見知らぬ少女。 ニマニマとした表情で、こう云った。 ──問題です。 流れゆく何の変哲もないのどかな光景を見て、男は絶望します…

瑞希（みずき）は３２歳アパレル会社社員。 ある日参加した食事会の後で別荘のサブスクリプションサービスを提供するイベント企画会社『優遊舎』の代表取締役、武山と出会う。 「別荘で避…

山陰地方の出雲市で、祈祷師の家系に生まれた女子高生・御上斎実と、その又従兄にあたる大学生・御上慎太郎――。 とある依頼で、夏休みに東北を訪れ、ラブコメまがいの旅を続けていた二人は…