「きみ」を含む小説

　結城瑞人（ゆうきみずと）の周りにはひとつの噂が広まっている。 　――結城瑞人が付き添うと愛の告白は１００％成功する。そして２人は絶対に別れない。 　その噂が示すとおり、瑞人が付…

きみは【魔女】を信じるか？ 魔女は西洋から伝わったとされる。 か、魔女などは存在しない。 だが、魔法は存在する。 そんな魔法をつかうものを 【ラモンジュ】という。 数少ない魔法を…

絹田永一郎は死んだ。心中だった。愛する女に殺され、その女もまた自ら命を絶った――はずだったが、「成仏の門」の門番に、女は死んでいない、きみは騙されただけだ、と教えられてしまう。そ…

羽多野さんの企画のためのものであります！w

ある日、ぼく木漏光流（こもれ・ひかる）は一人の少女と出会う。 少女は、人の心を読むことができるようで、行きたい場所があるみたいだ。 でも、それを僕は知らなくて、 そして思っても…

僕にだけ懐く彼女が見る夢を守って叶えてやれるのは僕しかいない。終わりのない愛は、始まりが無いことで実現できる……そうなんだろう？

魔導王国は滅亡しかけていた。 呪われ、裏切られ、もう2度と誰も愛そうとしない冷徹なエルフの王さま × ドライで現実的な、うっかり不死身能力をもらってしまったトリップ高校生の、じれ…

角川ビーンズ文庫　2017年5月1日発売！ 著：天川栄人 イラスト：加々見絵里 定価：本体580円＋税 ISBNコード：978-4-04-105622-6 生まれた時から自…

風景の半分を、満開の桜が陽の光をあびながら輝いています。 凍てついた空気も、蕾が芽吹くたびに温めてくれたようです。 ぼくは今でも鮮明に、あのときのことを覚えています。 初めて手を…

身体は小さくとも心は広く優しいイジメられっ子の犬飼公人（いぬかいきみひと）は、幼なじみでイジメっ子の亜麻法子と倒れていた毛の長い白い犬？を事故から救う為に身を挺して大怪我を負う。…

「地球はなんで青かったか、知ってる？」 彼女はぼくに消え入りそうな声で聞いた。 「月の人魚が落とした最後の涙のひとしずくなんだって」 そう笑うきみの命の灯火が静かに消えてい…

“根暗” “地味”といじめられ、彼の世界は絶望的なものになっていた。 そんな彼の前に現れたのは、やたらしつこく明るい彼女。 彼女を通して、彼女を取り巻く明るい世界に触れ、少…

さくらの恋が死んだのは、冬の終わりのことだった。 うつくしく柔らかな悪夢の先。 さくらを呼び惑わすそのものは、古く立派な、桜の木のかたちをしている。 このおはなしは、百人一首…

　ブゲイスーツに身を包み、ブゲイソードを手に、人知れず妖怪どもを退治する「剣豪戦隊ブゲイジャー」。あれ？　でもこれ、部活なの？ 　大江戸高校三年の赤穂士郎は、ある日突然、物理…

「めっちゃ好みの声、来たぁぁぁっ！」 ネトゲでは、凄腕の美声イケメン魔法使いに恋をしました。 リアルでも、優しい美声イケメン先生にぞっこんなのです。 女子高生、甲斐笑音がオン…

いつもの大学。いつもの風景。 由依の変わらぬ日常に紛れ込んできた一人の男の人。 そのひとは由依の求めるひとでした。

本物の妖怪に会うことを楽しみに、日本を旅していたフィリップ。ある時、河童が出るという「河童橋」の前を通りかかった時、河童と呼ばれている娼婦の群れのなかでひときわ小さな子供がいるの…

きみはきいたことあるかな？　宇宙バスのおはなし。 ※小説家になろうにも掲載済みです。