宇宙のバス
司馬仲
第1話
とおいとおい
きみたちのしらない、
そこには、おおきな
そして、そんなふうにいろんなものがたくさんあるなかにまぎれて、
そう。それが
いん
そして、
だからだれも、このバスをしりません。みんな、みんな。
ちかくにすんでいる
でも、たしかに
そのバスには、のるための
ただ
ふしぎなことにそのまどは、バスの
これでは
どんな
そもそもこの
だれも
けれども
きっとあしたもあさっても、そのつぎも、バスは
……きみだけに、この
じつは
つまり、しんじゃった
カラダからぬけ
つまり、ココロ。
ココロだけになってはじめて、
カラダがないから、
そしてバスはたくさんのココロをのせて、ひろい
たいくつな
いろんな
バスのまどをとおしてみれば、そのけしきはとてもうつくしいのでしょう。
だれがどうして、どうやってつくったのか。だれもしらない
そんなこと、このひろい
きみもいつか、
だいじょうぶ。おかねなんていらない。
ココロ。ひとつだけ。
だからきみがココロだけになったとき、きっと
それまでのあいだ、ちょっとだけ、まっててね。
わすれちゃってもへいき。
だから……だからもう、
きっとそろそろ、きみのおかあさんがあさごはんをつくる。
それじゃあまたね。きっといつか、むかえに
宇宙のバス 司馬仲 @akira_akari
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