「すこし ふしぎ」を含む小説

編集が失踪/死亡しがちな詩人・我原笑(われわらわらい)には、桃色の猫が見えるらしい。嘘を吐くにしても詩人なら青い猫と言うべきだ。本当におかしな人である。 歌舞伎町文学賞応募作(…

人間と獣人の格差社会の話と言う面をしたストレートな男男のラブコメです。

私の激しく狭い好みをかいくぐって出会えた「好き」「おもしろい」小説に対する、レビューが書けない代わりに、備忘録として勝手に読書感想文を綴る場所を作りました。 とてつもなく自己満足…

クロノヒョウ様の自主企画 「セブンデイズチャレンジ」企画 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023213499017272 参加用作品 …

かがみに映るワタシはちっともわたしに似ていない。だから、線を引いて確かめるんだ。

ある日、全ての生物が死ななくなった。 そのせいで、世界が崩壊する方向に流れていく。 これは、そんな世界で傍観者に回ることに成功した男の話。 ※短編集に載せていた話を加筆修正しま…

※環月紅人・針間有年がタッグを組んだはりつき企画の書き下ろし作品です。 『あの場所が本当に存在したのかを知る術は、何処にもない。』というオチだけを決めてもらいました。

事故で記憶を失った颯斗(はやと)の前に現れた記憶の無料10連ガチャ。彼女を信じる為にガチャを回す。

普通な人々やそうじゃない人々や、はたまたそもそも人間じゃない皆さんが、 変わらない日常を過ごしたり、非日常に迷い込んだり、 ファンタジーのようなＳＦ（すこしふしぎ）のようなコント…

名も無き司書と、名も無き死者の書に纏わる物語。

高校一年生の本野翔は、ぼっち・コミュ症・モテないという三拍子そろった地味な男子。 翔と同じクラスであり、幼なじみの松戸麗は陽キャでギャルで、翔とは正反対な女子。 そんな麗の趣味…

三年付き合った彼氏から突然プロポーズを受けた主人公は、価値観の違いに不安を覚え返事もせずにアパートを飛び出してしまう。 　アパートに帰れず二時間近くさまよった主人公の目の前に、一…

ぺちん、の音が鳴ると身体が一回り縮んでいってしまう弟と、それを見守る姉や両親のお話です。「アポトーシス」「質量保存の法則」など、理系チックなことも物語に組み込んでいます。ただ、分…

壊れたはずの携帯電話と、摩訶不思議な出来事。

ある日息子の部屋を掃除していると、押し入れから物音がした。 　 ネズミ？　それともG？ 　 一人で開けるのが怖くて急いで居間から旦那を呼び、開けてみるが何もいない。 しかしその夜…

仙人は霞さえ食べれば生きられる。その性質を活かして、芸術家支援のために仙人制度が設けられた。これは仙人試験に合格し、どこまでも仙人として生きた、あるひとりの仙人の物語。【カクヨム…

　雪の降る海街・函咲市《かんざきし》に住む高校生・東雲夏月《しののめ・なつき》は、小雪の舞う日曜日の夕方に海を望む教会の近くでいつものその時分ならば鳴るはずのない鐘の音を聞き、そ…

嫌な上司のいる会社を一日でも休みたい！　 そんな私が見つけたのは病気のレンタルサービスだった。 本当に仕事を休めるならと半信半疑で使ってみたら……。 ※小説家になろう、エブリス…

母子家庭に育った藍里は、ある日事故で母親を亡くしてしまう。 両親の実家とは絶縁状態で、頼れる人もなく途方に暮れる藍里のもとへ、大叔母の智里が訪ねてくる。 母親をきちんと弔う為にも…