「あっちゃん 祖母」を含む小説

祖母の残した市松人形、派遣社員をしている私と野良猫の小次郎、それから花屋のちひろ。ちひろには霊感があり、私はだんだんとスピリチュアルな世界へ踏み込んでいく。

　中学生の若葉は、ふとしたことがきっかけで不登校になってしまう。 　それを見かねた父は、若葉を、九州の祖母の家に預ける。そこは、十年前に死んだ若葉の母親の故郷でもあった。 　夏の…

　就活に失敗したうえ恋人に振られた伊吹貴也は、傷心を癒やすため、その夏、祖母の家で一か月ほどを過ごすことになった。祖母の住む山里に到着した貴也は、さまざまな怪異に遭遇するが、聡明…

（コンテスト用　あらすじ） ７月７日。 願い事が書かれた紙縒りの短冊を天にかざすと、その願い事が叶うとされている。「魔幻の紙縒り」には、それを本当に叶えてしまう神の魔力があった…

雪宮志乃が嫁いだのは、貿易を生業にしているという瀧川慶一郎という男だった。 女中なし、結納・祝言なし、盲目の祖母の世話あり。 そんな条件がある婚姻。 だが、妾腹の子である志乃…

【KAC20217「21回目」参加作品】 祖母から託された「魔法のタロットカード」には不思議な力があった。カード一枚ごとに一回だけささやかな奇跡を起こしてくれるのだ。 けれど、…

病気で亡くなった祖母の遺品整理をしに田舎にやってきた“私”は、家の蔵の中にあった一体のアンドロイドを見つける。年季が入ってはいたが今も稼働し続けていたその少女は、しきりにあること…

その昔、女を女が差別する時代があった。 私の見た女の人は、熟柿を私に食べてほしいと差し出した。

作者が祖母から聞いた話をもとに書いたものです。が、ノンフィクションというには少し作者の想像の比重が大きい（細かい描写など）話かもしれません。 日本が占領下にあった頃の事だそうです。

　主人公は長崎出身の２８歳、中村竜一。ヒロインは岩手出身の２６歳、佐々木真理。旅行代理店勤務の竜一がニュージーランドに赴任していたとき、仕事でオークランドを訪問した真理と出会う。…

限界集落に住む祖母を訪ねた、里花（りか）とその両親。 両親の目的は祖母に同居を勧める説得。 しかし同行した里花には別な思惑があった。 それは昔この村で出会った、初恋の男性との再会…

少子化の影響で地方少年野球は力の格差が生まれていた。 主人公、率いる南摩小学校野球部も少子化の影響を受け、新人までもがベンチ入りするほどの弱小校。 それでも、今年の夏には希望があ…

ナージャの祖母は、かつて「妖精たちに愛された奇跡の魔法使い」とよばれた異世界人。 そんな祖母に似てると言われるナージャの夢は、いつかシンデレラの魔法使いになること。 とうとうその…

　仕事でミスした萌子は落ち込み、カンテラを手に祖母の家の裏山をうろついていた。 　ついてないときには、更についてないことが起こるもので、何故かあった落とし穴に落下。 　意外と…

注目の新作を、特別大ボリュームで試し読み掲載！ 『声が出なくなったので、会社を辞めて二人暮らし始めました。』発売中！ https://mwbunko.com/product/32…

離れて暮らす巴、馨、鰍の三姉妹は、月に一度、両親の命日に集まり、住み慣れたアパートで共に過ごす。三女の鰍は、六年前の出来事を思い出す…… このお話は、「渡る世間は勿怪ばかり」の…

常盤鐘也は、京都御所病院に入院している祖母蘭世を見舞う。 「都座バックステージツアーに参加して宝物を見つけて戻って来たら私の命は助かる」と云われ、さらに都座で行方不明の姉の走流捜…

2020/12/19 思うところあって、タイトルを変えました 旧シリーズタイトル：渡る世間は勿怪（もけ）ばかり 前作の続きです。現世・現代・社会人縛りでどこまで出来るかのチャレ…

「おばあちゃんと住んでくれる？」 受験に失敗し、両親が離婚した渡瀬薫は、母親の一言で札幌から群馬県にやってきた。 彼女を待っていたのはガラス工房を営む親子に二匹の猫、そして初め…

山奥で祖母と貧乏な二人暮らしをしていた16歳、木口旺太郎は、訳あって春からとある家で共同生活を送る事になったのだが―――。 プール、噴水付きの大豪邸、そして旺太郎を待っていた…