本作品は幼い子どもの目線から描かれています。子どもならではの不確かさや危うさが絶妙で、読んでいて終始ヒヤヒヤしていました。友だちの家で見たもの。その女性が差し出した熟した柿のようなモノとはいったい…?幼心の好奇心と恐怖心が入り混じり、読者である私たちの嫌な想像力を掻き立ててくれる、そんな本格ホラー作品です。皆さまもぜひお読みになられてくださいね。※この度は「おばけのお話募集」にご参加くださりありがとうございました。