「＃宗教」を含む小説

とある街で私立探偵を営む資産家令嬢、水無月夕の座右の銘は『時間を守る事は約束を守る事』。 失踪した看護師の行方調査を依頼された彼女は、その裏に新興宗教団体の影を見る。調査を進める…

梗概。 　古来より、麻布、青山、六本木の地は麻屋族と吸血鬼、そしてそれをあやつる闇の者との争いの地であった。今は昔で、いいは悪い。リアルな世界とファンタジーの世界。すべてがいりま…

西暦56億9999万9617年――全ての衆生を救うため、彼はこの世に降臨した。

後悔は、しない。 それが、蒼士の最期の意志。 東洋の妖魔。 西洋の天使。 その者等は、「山」を巡って争いを繰り広げる。 此処にたどり付いた者の使命は、「山」を侵略者から守る事だ…

アキセ＝イェツィノは悪業の限りを尽くし処刑された前世の記憶を持って、科学技術が発展した異世界に生まれ変わった。その罪と罰に怯え、自己主張出来ない気弱な人間として育ったアキセだが、…

私立探偵、橋姫紫音とその助手、若菜樹里の二人が繰り広げる推理劇・・・・・・とは限らない小説です。 本格的なミステリを読みたい人には絶対にオススメしません。 軽度のガールズラブがあ…

　千年前に封じられていたはずの怨霊が、突如復活した。逃げ惑う途中、小学生の真之は狐の女妖怪、紺と出会う。怨霊に保護者を殺された真之は、紺の養子として迎え入れられる。心に傷を負った…

男に声をかけられた――星にならないか？ それは宗教団体の勧誘文句でも、キャッチセールスでもない。 遠い空へ旅立つ話。

2018年、ユーラシア大陸で広く信仰されるようになったゾロアスター教は、他の教えをも排斥し始めた。 インド宗教派は一部保護され、東アジア宗教派は精神だけが残り、アブラハム派はレ…

古代エジプトの若きミイラ職人・カルブは、仕事中にちょっかいを出してくるツタンカーメン王の幽霊とのバカ話を続けるうちに、邪神セトとの激闘や、愛憎渦巻く暗殺劇に巻き込まれてゆく。 …

五月のよくある気持ちのいい日。ひとりで過ごすこと、誰かと過ごすこと、その意味と神秘。神は一日、十分、一秒に宿る。 間テクスト性に興味があります。過去の作品と平行関係をつくること…

この上ない美と才能に恵まれた女子高生、獅子堂理真。あらゆる賞賛を浴びる彼女にも一つだけ悩みがあった。 それは友達がいないということ。 しかしある日、理真は突然友達を得ることになる…

巫女――巫覡（ふげき） それは人に害為すケガレを、清浄な身に神を降ろして殴り祓う、本来の意味での巫女。 巫覡専攻科の学生、亜矢は研修に向かう。 そこで会った巫覡、和泉は、妖怪あ…

わたしが想起しているのは中学二年生のころに出会った彼。 彼は敬虔なクリスチャンで、わたしは彼に憧れるただの中学生だった。 ある日曜日、彼とミサに参加することになった。そこで見た一…

　気づいたら異世界にいた主人公、西乃木太郎は、自分を崇め奉る「タロー教」の開祖という事になっていた。 　全く身に覚えがない太郎はタロー教のルーツを辿る為、身分を隠して旅に出る。…

悟りや非二元（ノンデュアリティ）が広まりつつあるこの世で、選択肢は二つ。 この世をあーだこーだと楽しむ方法と、非二元に行っちゃう方法。 これは、心理学・精神分析・宗教・宇宙・物…

今日の時事ニュースの記録。

久しぶりに訪れた実家で、母と鰻を食べる私は、十八年前に幽霊を見た事を思い出す。それは本当にあった事だったのか、それとも白昼夢だったのか。自分の礎の一部を明け渡した記憶と、実家の匂…

ここではない何処か。青い月の伝説の残る世界の孤児院の前に、１人の少年が佇んでいた。辛うじて名前だけ覚えていた美しい少年。何もかもを見通す加護の力を持っていた彼は、帝国で力を伸ばし…