「電撃大賞」を含む小説

　高校3年D組、僕のクラスに転校生が来た。名は乙顔さくら。彼女は、狐のお面を被っていた――

ヘンな物がそこに落ちていたら——あなたは拾うか拾わないか。そこが運命の分岐点となる。

　ある夏の大学キャンパス。「なんじゃこりゃーーーーっ！」と下吹越エリカ（２２歳）の驚く叫び声が響き渡る。卒業研究の相談をしにやってきたイケメン教授南雲仙太郎（４２歳）の教授室で、…

主人公である青年は過去を振り返るような語り口で話し始める。自分が元々は異世界からやってきた人間であることを。 まず初めに異世界にやってきたばかりのことを話す。元の世界では異世界転…

アイルは、兄バルーと妻ティマと仲良く三人で暮らしていた。ところが、ある日、ティマが病で亡くなり、兄は生きる屍と化してしまう。そんな兄に神がチャンスを与えた。五つの精霊の石を集める…

奇病である《若年性延長能力覚醒症候群》は、思春期の若者にのみ異能の力を与えた。 通称、《思春期の傷痕》と呼ばれるようになった彼らの存在は、社会の在り方に大きな影響を及ぼした。 …

嗚呼――我が愛しのチチカカ湖……！ 翡翠は『インカ時代に生きた前世の記憶』を持っている女子高生。 そんな彼女は現代のナヨナヨした男が大嫌い。 ところがある日彼女が出会ったのは、…

　川瀬照子。 　今まで気にしたことすらなかった、隣の席の女子生徒。 　自らを『真剣師』と名乗った彼女と接する中で、僕は少しだけ、変わり始めた―――。

第25回電撃大賞、2次落ちした小説です。少し手直しをして上げて行きたいと思います。 パン屋になった女の子の少しだけ不思議なお話です。

特別と思える書物に出逢った時、突然意識を失い、譫言で詠うようにその作品を朗読し続ける。 そうなった者が自然に目覚めることはない。それが聖譚病という病だ。 その病を治すことが出来る…

気が付くとセミの声。「ボク」は手足を縛られ、暗闇の中に放置されていた。直前の出来事を思い出し、自分が誘拐されたのだと悟った「ボク」は、楽観気味ながら脱出しようと試みるが……。 …

特務機関「ライナーノーツ」の暗殺者である、おかっぱ頭に武骨なピアス、ジャージにスニーカーのハードボイルドヒロイン、丹羽しな子。 その手には、幼き日の炎の疼き。それが焼くのは、現…

かつて神々に逆らい、神々を殺した罪で、国は恵みを失った。 太陽は隠れ、雪に覆われた国で、人々は神の骸にすがり わずかな神威を頼りに生きていた。 それでも人は争い、奪い合う…

『このライトノベルがすごい！2019』（宝島社 刊）で、史上初のダブル１位を獲得！　※文庫部門【新作・総合】 第24回電撃小説大賞でもっとも「ぶっ飛んでる」と言われた傑作冒険ファ…

　青春を捨てて風紀委員長を務めるクソ真面目な男子高生、柳生零司。 　彼の元に、魔王の娘で強欲の悪魔マモンが現れる。 　今、魔界では次期魔王の座をかけて、七人の魔王の娘が争って…

【作品補足】 　2016年執筆、ライトノベル新人賞向けの長編第4作目。電撃大賞＆小学館ライトノベル大賞2次選考落選・GA文庫大賞3次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。 …

吉岡浩太はどこにでもいるような健康優良エロ少年。 そんな彼の自宅にドッカーン！　と雷が落ち、リビングと異世界のダンジョンが繋がる非常事態が発生。 もしこのことが世間に知れ渡れば、…

夜しか開いてない喫茶店のマスターには秘密がある。紫陽花の花と赤い傘、鮮明に思い出したのは一体いつになるんだろう。血を吸わない吸血鬼が営む喫茶店と、その秘密を知った押しかけバイト女…

有栖は伏木乃神社の巫女として神主である父の仕事を手伝っている。 彼女はずっと勇敢で頼りになる父の仕事を手伝って生きていくのだと思っていた。 だが、突然にその仕事を任されて困ってし…

【作品補足】 　2017年執筆、ライトノベル新人賞向けの長編第5作目。電撃大賞1次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。 【あらすじ】 　船外服拡張ユニット・軌道甲冑（オ…