錆喰いビスコ

これは愛の物語だ。

キノコがぼぐんっ！と咲き誇り、蟹に乗り、カバの重火器が火を噴いて、イグアナの騎兵がいるというトンデモポストアポカリプスだとしても、紛れもなく愛の話なのである。

愛、というと恋人に向けるものというイメージが先立つが、家族愛、友人愛など、その形は無数にあるのだと思い出させてくれる作品だ。

同時にド派手なアクション活劇、鮮やかな世界観、魅力的なキャラクター達が読者の心を掴んで離さない。
愛の蛮族と作者に言わしめた、ストッパーの外れがちな少年達の冒険を是非お読み頂きたい。

錆喰いビスコ大好きだーーー！！！！！！！！

プロローグを読んだときのワクワク感。
本を閉じた後の爽快感。
頭のなかで何度も何度も反芻するお気に入りのシーンとセリフ。

思わずページをもう一度めくり、あれ、あそこ、なんだっけ、どこのシーンだっけ、って思いながら、気づいたら何回も読み返している。

これだ――これだよ！　学生の頃夢中で読み耽った、私の大好きだったラノベはこれだった！

ハーレムもない、チートもない、異世界もない、今で考えたら異色の作品。だけど、私のように今のラノベの流行が好きになれずラノベから離れていった読者には、絶対刺さる。

もう私の好きなラノベはなくなってしまったんだ……そんな悲しい理由でラノベから完全に卒業する前に…続きを読む

なんかもう、色々を力ずくで黙らせる勢いが凄い。
そんな馬鹿な、とか、どーでも良くなる。ベニテングタケがぼごんと咲く様が、ビスコのいたずら坊主のような眼が、熱を持って脳裏を駆け抜ける。
忘れられない一作になった。

これは少年漫画である。
小説だろうって？
もちろんそうだ。
これはラノベであり、活劇であり、
滅びかけの世界で愛する人の為に、
その命を懸けて戦う少年たちの物語であり、
つまりは少年漫画なのだ。
異論は認める。


1巻の特典の再録とかしないかなぁ……
まぁ無いですよね……

冒頭から引き込まれてしまいました。
試し読みだけのつもりだったはずが、気づいたら1巻を購入していた……(; ﾟДﾟ)?
疾走感溢れるストーリーと魅力的なキャラクターに見事にやられました。
すべてのシーンに躍動感があり、文章を読んでいるというよりはまるでアニメを見ているかのような気分になります。
2巻も楽しみです！

文明が滅び、環境が大きく変化してしまった日本が舞台。
その過酷な世界の中で奮闘する男たちの物語です。

超個性的なキャラクターたちがめぐり合い、物語を紡ぐさまはまさに菌糸を結び生長するキノコのようで、スマッシュヒットしました。
悪役として登場する黒革も人間味に溢れ、言動もとてもユニークで魅力的に描かれています。

独特な生態系や文化など、さりげない文章の中にも多くのパワーワードが含まれていて、思わず二度見してしまうでしょう。

はたして、キャッチコピーに登場している「愛する人」とはいったい誰なのか、ぜひ本文で確かめてください。

書店で見かけて表紙買い。美少女が並んでいるラノベの棚で、一際異彩を放っていて思わず手に取りました。
読んですぐ面白い！と思いました。面白すぎて一気に読むのが勿体なくて、出来るだけゆっくり1周目を読み終え、すぐに2周目へ。
2回目もやっぱりすごく面白かったです。先の展開を分かっているのに、1周目よりも泣けました。
場面一つ一つが劇場版アニメみたいに頭の中で動いて、何度も読みたくなる最高のお話でした。
アプリでも書籍でも追っかけて行きたいと思います。2巻も楽しみに待っております！

本を買って、2回読んだけど、カクヨムでもまた読んでます！
ビスコはカッコよくて、ミロは美しくて優しくて、大好き❤
他の登場人物たちも個性強くて好きです（≧∇≦）
あと、アクタガワ最高‼︎‼︎

アニメや実写版映画にもしてほしい。
キノコが膨らむとこ見たい〜‼︎

何度も何度も繰り返し読みたくなる作品です。
実際私は何度も繰り返し読んで、この世界の住人になった気分で読んでますʬʬʬ
大切な人を思いやる気持ちが主人公達をを突き動かしてるのかな。
ハラハラドキドキしながら一緒になって冒険できますよ。

　冒頭部の最初の区切りまでを読んだ時。
　強烈な世界観と、疾風怒濤の展開と、太陽輝く青空へと高く跳び上がる主人公たちをこの目で見たような心地になった時、僕は既に『錆喰いビスコ』にすっかり魅了されていました。

　物理書籍を読了済みです。電撃文庫の公式サイトで試し読みをしたらその時点で見事にハマってしまい、購入してじっくり読んだところ、冒頭の面白さのまま失速することなくむしろ加速していく物語を叩きつけられ、終盤、何度も泣きました。この作品は、熱い展開が好きな人には必ず響くと思います。

　激しい性格をした最強のキノコ守り・ビスコと、使命感あふれる医者であり美貌の少年・ミロ。伝説のキノコ《錆喰い…続きを読む