「笑うだけ」を含む小説

君は、 本当によく笑う＿。 もう錆びてしまったブリキの機関車模型を触れて独りごつ。 ここが海の見える場所だから、 潮風もよく届く。花は自分が嫌いだからと凝ったものを置いている…

白銀の髪に青みがかった銀色の瞳 少女は、ひとりぼっちでそこにいた。 くたびれた旅装に好奇心いっぱいの瞳 青年は、旅の物書きだった。 これは二人の出会いから始まって,そして続いてい…

印象に残らず、読めば思い出す。幼少期に読んだ絵本なんて、そんなものだと思います。

『リア充』という存在を心から憎む警官、榎本一身(ｴﾉﾓﾄｶｽﾞﾐ)はクリスマスの夜、彼の『戦場』に赴く。 恋とツリーと白い雪がきらびやかに騒がしい夜、彼は出会う。 可愛い彼女とイ…

ラノベ的な文章では（おそらく）ないので、多分読みにくいはずです。お読みになる際は少しばかりお気をつけください。

「世界、続き、木曜日」をテーマにして描いたものです。文学部用でした。雰囲気だけです。

城にある監獄の塔、そのてっぺんからは今日も小さな小さな啜り泣きが聞こえる。 何も分からずに終わるひと時だからこそ、疑問があとに残る逸品です。

少女はいった。 「私は死にたいのだ」と。 悪魔は怪しく笑う。 「私に食べられてほしい」と。

美優は中学2年生、13歳。幼馴染で担任の先生の保のことが大好き。 数学は苦手だけど、保の教科が数学だから必死に勉強した。 他の科目は全然だけど数学だけは学年で10番以内に入れるよ…

無機の少女は泣いていた。人間に兵器として使われ、蔑まれ、死にゆくのだろうと･･･。ある少年との出会いが、無機の少女の運命を大きく変える。そうそれは、人類の破滅への運命へと･･･。

影浪――この世とあの世の境界にいる存在。彼らの使命は、現世で迷う魂をあの世に送ること。人の言葉を話すカラスとともに、彼らは様々なさまよえる魂と出会っていく。 これは、その役割の…

　作者は腐女子の方々を遠くから観察するのが好きです。 　失礼ながら面白いと感じているのも事実ですが、それより―― 　我々男オタクの失った熱を、いまだに彼女達は保持している 　…

私は、笑うことがなかなかできなかった。 なんで分からないの。なんで出来ないのそんなことを沢山言われた。 だけど、私のことを分かってくれる人がいた。1人じゃないみんながいてくれる。…

高田公平　35歳　独身　もちろん、童貞。 さえない、暗い、モテない男の唯一の趣味は「お笑い」を見ることだった。 恋人も友人もいない孤独な高田は会社の同僚たちにも馬鹿にされ続ける…

笑うとホントに草が生えるようになったお話。 カクヨム甲子園ショートストーリー部門にて、読売新聞社賞をいただきました。

誰もが異能力を持って生まれる世界で超異能力狩りをする組織「キラーズ」に大事な人を殺され守りたかったものまで壊され復讐することだけを考える超異殊能力を持つ少年フェルトがキラーズに復…

世界を創造したポンコツジジイは、長い昼寝を始めた。天国は今日も変わらず娯楽とブラック企業が入り交じるユートピア。 二人の乙女は男を落とすべく策を練り、その意中の青年は恋路に悩む。…

えげつないほど勧善懲悪の物語