「私達」を含む小説

「人それぞれの人生があるけれど、惑星規模で、価値観が根底からひっくり返るような事に遭遇することもある。（本文より）」

――― 主な登場人物 桜木 奏 容姿 黒髪のロングヘア 身体 165 / 56.5 口が悪く、重度のアニヲタ、高校3年 運動神経は中の上の女の子 小鳥遊 千尋 容姿 茶…

　この話は、前提として、他の人に知恵として行き渡ればいいなと考えて書きました。文章力についてはご察しの通りです。 　五十年以内に来る確率が九十％を越える南海トラフ。 　それは…

「えー。何故、摩耶、ふーちゃん、朱里先輩とうちの四人が集まってバンドをやる事になったのかって。神戸らしいっちゃらしいけどなんで中国語らしい名前なのかって、それは朱里先輩のトンチか…

　詩と言うと、作者の世界観があふれていて、比喩がたっぷりで、難解で、感受性があって詩に慣れ親しんだ人にしかその良さが理解できないなんてイメージがあります。私にはあります。 　けれ…

　また参加させて頂きました。夢月七海さん主催の自主企画、『同題異話・八月号　　火花を刹那散らせ』、参加作品です。 　今回は、レビュー０覚悟の趣味全開。硝煙臭いあるお題で、JK二…

私達のこれまで読んできた様々な物語、正確にはそれに類似した物語達は、この小説の中で一度、お約束の途絶えた世界を通過します。そこは、何があっても不思議ではない世界…… これから４話…

桜と和人は、昔から仲良しの恋人同士……だった。 だけど、その関係はもうすぐ終わってしまう。 「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト…

大人が眠りについた街で話し合って出した、私達の結論。 とりま夏だし。

学校からの帰り道、私はある決意を胸に秘めていた。 隣を歩くのは、幼馴染の幸助。今日私は、幸助に告白する。 「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーシ…

※この物語はフィクションです。実在の個人・団体・組織には一切関係ありません。

退っ引きならない状況に至るまでに、どこから話すべきだろうか。 散漫な戦争が始まった頃か。 健全な社会がファストフードを駆逐した頃か。 享楽家の楽園がある噂を、耳にした頃か。 いや…

部長に誘われて入った部活。 それは活動場所がゲーム内の、ちょっと変わった部活。 半分湖に沈んだ白い建物。そこがこの部の本当の部室。 特に何が起きる訳でもないけれど… こんな…

私達は、残念ながら君ではないから、君の気持ちがわからない。 だから、君の心の中に巣食った病巣の全容を知ることはできない。 （奇病ネタです、でも恋愛要素ゼロ。シリアスかもしれない。…

一度は全てを失った。 そのまま終わるはずの命が、何の因果か繋がった。 ささやかな反抗で拾い上げた、いつまで続くとも知れぬ猶予。 私達の旅は、傷を癒やし、罪を贖い、穏やかに終わり…

　――妹が死んで、私も死んだ。 　高校時代に好きだった彼と再会し付き合いだした私達は、二年間の交際を経て、ついに入籍することになった。でも、そのためには私は蘇生の儀式を終えなけ…

第１章　私達の最良の時 　神戸の大学ガールズ・バンド＜ティエンフェイ＞のメイン・ヴォーカル＆ギターが喉の病気でヴォーカルの役を一時降りた。寮内のカラオケでたまたま存在が見出された…