その外にいる僕を見て

月音

第1話 世界はまだ生きてる

20××年 ×月×日 朝日新聞


【悲報】【速報】

謎の奇病「devil」

感染者 5千万をついに越える

死亡者はまだ確認されていない!!

この恐怖はいつまで我々を苦しめるのか!!!!

○○博士がついに

奇病の元 “千年樹” を発見

だが治す方法を発見ならず


_________


朝目が覚め、ふと手にした新聞を読み

一息ついた


奏「新聞もテレビも同じようなのしかやってない、最近はほんとつまらないなぁ…」


何も無い、新しい話題もなければ

解決しない奇病の話ばかり

世間様はお暇でよろしいですね〜

っと心の中で愚痴をこぼしていたら、後ろから方を叩かれた


千尋「あれ?ねー奏ー昨日の日誌は?」


奏「、あ、書いてない 今から書くわ」


高校から知り合った元気が取り柄のバカ娘

千尋と私は同じ病棟に閉じ込められている


病棟に住んでる主人公に最初っからの謎の新聞の文書

今から日誌を書くから、そこにわかりやすく説明を載せてる…けど、前の子が汚して所々読めないんだった、ま、まぁ

良かったら見てってよ



――――――――

日誌 担当 No.1 ○月✕日


私達が住んでいる地球は、奇病により支配された

奇病と関して想像される“○”に直面するようなものは一切ない

だが、とても厄介な物を発症する

発症の条件、何が起きるのかは人によってまちまちであるが、

簡単に例えるなら“魔法”が使えたり“動物”になれたり“異能力”を使用することが出来るようになる、1部には好評のある奇病だが

中にはとても厄介な物もある

それがこちらの3つ

“星吐”

感情的になると口から星の屑を吐き続ける、

星の屑は、人間の○○を星とし吐き続けるものであって、死亡の確率がとても高くなる

政府は星吐の症状が出た患者には血を配布しており、ま○○者は出ていない模様


“宝咳”

奇病+一般的な熱や風邪を発症した時

ダイアやルビー、他なる宝石が口から出てくる

大きさは様々だが、咳をするときに石を吐くかのような辛さ、痛さに襲われ

患者の中には拳サイズのラピスラズリが詰まり喉を○り宝石を取り出すという者○○たようだ

まだ死者は出ていない…かな?

“石花”

これはまだ、どのような症状を出すのか詳しくは発表されてはいない

だが少しわかることがある


これを患った人間は石化するってこと



世界の終わりって騒いでる人もいるけど、私はそんなことは思わない

むしろ好都合

とても楽しい、想像してた世界に飛べた気がするし


まだ世界は生きている


私達はまだ感染をしていない

もし感染するなら異能力か魔法がいいな

そらに……

______ここで日誌は途切れている



END. 1話 世界はまだ生きてる


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その外にいる僕を見て 月音 @kitune_no_ko

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