「いいんだよ」を含む小説

長いタイトルで申し訳ありませんが、企画用書下ろしです。 これでいいのだと思わせる作品ということで応募させていただきました。 企画用に短編を書くのは本当に楽しいものですね。 又、こ…

この夏でオトナになる。 そう豪語する友達のアリサを見ながら、季節の谷間のことを考える。 中途半端な自分が嫌になる。夏休みが楽しくない。 どうして自分はうまくできないんだろう。 …

　書籍化に向けて改題いたしました。旧題『伝説の冒険者曰く「パーティー戦力の九割は斥候が担っている！」』 『魔力と筋力は両立しない』　この世界において、それは絶対の法則。 　中途…

虹色の約束の中編です。 前編からの話の続きになっていますので、中編を読まれる方は前編を先に読んで頂けると嬉しいです。 人間誰もが同じ 生まれて来たのには、それな…

いたって普通の女子高生奈穂美は、珍しく胸を高鳴らせて家路を急いでいた。 少しの時間で読み切れる短編小説です。 休憩時の息抜きに、お楽しみください。

下手なドラマより面白いリアルタイムのリアリティ。これこそが話題になった今の「24」ではないのか。

織田信長。 誰も知っている戦国の英雄だ。 時代の先端を生き。 合理的な経営を行い。 残酷非道。 比叡山を焼き打ちし、弟を騙して殺し、裏切り者の妻子は一人として生か…

あなたは散歩が好きかな？　私は好きだよ。目的なくただ街をぶらぶらと散策する。あまりに多すぎる情報量によって脳味噌がかき回されている日常を離れて、深いことは考えないで、ただ歩く。時…

【 完結しました！】 人生の大半を童話に費やす童話の国の王女、リリィ。 彼女の優先順位は、一に童話、二に童話、三にお父様で、四に童話。 執事のお小言さえ聞こえてこなければ、何時…

【ハナミの暇事】とは 作者がいきなり始める急遽コメントイベント。 ※内容は全て嘘の内容です。 コメントして頂くだけで参加できる気軽な読者楽しませたいだけのイベントです…

後ろから足音がしたら、べとべとさんがいるんだ。 でも、こう言えばいいんだよ。 ――べとべとさん、お先へお越し 絶対に、絶対に振り向いてはいけないよ。 だって、そのべとべとさんは…

「もううんざりだ。俺は軍を抜ける。王国なぞ知ったことか！」 「ふん、無駄飯食らいの給料泥棒なぞこっちから願い下げだ！　さっさと出て行け！」 　ブラックすぎる王国軍の対応に嫌気が…

――あの子たちに突然無視されるようになった。いいんだけど。 高校一年生の町田歌子は、クラスで一人ぼっちだ。気にしないようにしているけれど、正直落ち込む。それだけでなく、家では終…

振り返るとタコがいる。 毎朝毎朝、僕を見つめる。 一体何のために・・・ その日から、僕の背後で這えずる音がする。 それは、少しずつ、少しずつ僕へと近づく。 一体何のため。 僕…

《祝！1000000PV突破！！！ 4000フォロー、ラブコメ月間最高3位ありがとうございます！！皆さんに感謝感謝です！》 桜ヶ丘学園に通う時森 望（のぞむ）には大きな野望があっ…

　こんなステータスで他人と競い合うクソゲー、しかも他人たちは、金持ち家庭だったり、幸運だったり、美形だったり、努力しないでも地で頭いいんだぜ？ 　やってられるか！

エルフの少女は旅をする。 旅の最中で人を見る。世界を見る。 情がある。差別がある。 愛がある。憎悪がある。 文化がある。意思がある。 生がある。死がある。 リアルな世界を描い…

主人公のことが大好きで大好きで大好きなヒロインズは、独占欲がちょっぴり強め。でも愛しの彼は私を選んでくれない。 　「みんなのことは好きだけど、恋人になるのは、ちょっと……」 　「…

何から話そうか。何から話してもいいんだけどさ。 そうかい、あのニーナと呼ばれる少女のことねぇ。 俺にもよくわかんないんだ。 ああ、そりゃあ初めは俺が心の中で作った存在だったさ…

召喚された異世界に居場所がなくなった俺はやむをえず元の世界にもどってきた。 もちろん俺に仕事はなかった。仕事ばかりじゃない。妻も子どももいたという……。どこへ行ったのだ？　俺の家…