大統領選挙-part 3、サイレントマジョリティー

龍玄

大統領選挙-part 3 サイレントマジョリティー

 カード、中共ウイルスに陽性反応!

 衝撃のニュースが全米のみならず世界を震撼させた。

 中共撲滅を先導する第一人者の感染。

 巷では、中共によるホワイトハウス全員感染説もでる程に。

 民衆の思う中共の邪悪さを露呈させた噂?だ。

 もし、中共が仕掛けた物であれば、「天に唾を吐くからだ」と勝ち誇っただろう。しかし、沈黙を通した。いや、上層部に媚を売ろうと仕掛けた者がいたかもしれないが上層部としてはその仕掛けた者が報告を上げた段階で「よくやった。褒美をやらなきゃいけないな」と別室に連れていき、銃弾を喰らわせ、「馬鹿な奴」と嘲笑ったに違いない。

 現在のアメリカでは、世界を巻き込み火種を撒き散らすカードへの指示を表立って行うのは狂人扱いされ、どのような被害を受けるかもしれない状態だ。

 しかし、副大統領候補の討論会でバイトが黒人票を期待して任命したパリズンは、ぺスに乾布泣きに中共ウイルスに陽性反応!

 衝撃のニュースが全米のみならず世界を震撼させた。

 中共撲滅を先導する第一人者の感染。

 巷では、中共によるホワイトハウス全員感染説もでる程に。

 民衆の思う中共の邪悪さを露呈させた噂?だ。

 もし、中共が仕掛けた物であれば、「天に唾を吐くからだ」と勝ち誇っただろう。しかし、沈黙を通した。いや、上層部に媚を売ろうと仕掛けた者がいたかもしれないが上層部としてはその仕掛けた者が報告を上げた段階で「よくやった。褒美をやらなきゃいけないな」と別室に連れていき、銃弾を喰らわせ、「馬鹿な奴」と嘲笑ったに違いない。

 現在のアメリカでは、世界を巻き込み火種を撒き散らすカードへの指示を表立って行うのは狂人扱いされ、どのような被害を受けるかもしれない状態だ。

 しかし、副大統領候補の討論会でバイトが黒人票を期待して任命したパリズンは、ぺスに完膚無きまでに論破される。

 そもそもバイトは分かっていない。それがバイトが大統領になる資格がないことを証明している。パリズンは有色人種だ、確かに。だが、アメリカ人の差別問題で上がるのはアフリカ系だ。パリズンの父親はジャマイカ出身、母親はインド出身で移民の2世。裕福な暮らしの黒人。白人からすれば同じ有色人種でも彼らからすれば違う。寧ろ敵対的に見えることもある。貧しい黒人からみれば指示を集めるどころか、恨み、妬み、裏切り者と見える方が多いだろう。

 口には出さなくても「あんた、分かっちゃいないわね」とそっぽを向けられるのが落ちだろう。

 世論調査では、カード陣営に形勢不利の状態で行われた副大統領候補討論会。

 カードの中共ウイルス陽性。

 カード支持者はカードの回復を願った。それを誰よりも危機感を持って知るのは当の本人、カードだ。カードは医者から言われた「重症」の言葉に一瞬落胆したものの怒りのエネルギーが死の淵から救う。

 選挙が終わって健康だと確信を得ても、それでは遅い。思い立ったら考えるより行動に移す。彼のモットーは、「歩いてみなければ、本当に悪路かわからない」だ。その言葉の通り尻込みをする医師団を一括し、現時点で効果があると思われるワクチンを複数処方させた。医師団は、慎重に検討し、無理難題に応えた。勿論、リスクだらけだ。しかし、異論を唱えて圧力や不評を浴びせられるか、失態を元に信頼を失い職そのものを失くすかの選択。薬を与えない選択などなかった。

 一般に処方されない薬も例外ではなかった。その甲斐もあってカードの容体は、体力が病明けの衰退程度に抑えられた。

 守秘義務の闇は深い。

 カードは中共ウイルスに感染したことを逆手にとって反撃にでた。

 カードもバイトも高齢。カードは中共ウイルスに勝った。バイトは今後、陽性になる可能性がある。かかればひ弱そうなバイトは、命を失う危険性も高まる。先のない大統領候補。それは強いアメリカを望む民衆には受け入れがたい印象だった。

 カードは積極的に公演を開き、細目に集会へ出向いた。

 「私は中共ウイルスに勝った。抗体がある。皆さんに移すことはない。中共ウイルスにかかった人はいるか?私はその苦しみを知っている。しかし、元気な姿でここにいる、これが私だ!」

 一方、バイトは感染リスクを避け、リモートでの選挙活動。世界は変われど、どぶ板選挙の効果の有無は言うまでもなかった。

 中共ウイルスを怖がるように見えるバイトと蹴散らすカードの勢いは、火を見るよりも明らかな求心力の違いを浮き彫りにしていく。

 バイトにつく資産家であり投資家のブルーハンバーグは多くの資金を投入していた。勿論、採算の思惑があっての事。しかし、投資にはリスクが付き物。

 現役のカードは活動資金以外でも良くも悪くもメディアへの露出は多い。一方、バイトは民主党での代表候補争いにも多大な資金を費やしている。そこへきて大きな集会が出来ない今、経費は抑えられるが新たな支持を得にくくなっている。

 今回の大統領選の傾向がある。●現役が優位●資金の優位さ●SNSでの支持●選挙活動の方法●中共ウイルスへの心配●政策の決定打

 個別に説明する必要はないだろう。

 選挙方法には大きな違いが生まれている。公の場に出て精力的に活動するカード。中共ウイルスを恐れ公の場を避けるバイト。Twitterのフォロア数はカードが八千七百万人、バイトが一千六十万人。ただ、カードのフォロアは選挙に関係ない国も多く含まれているのは否めない。バイトの経歴は魅力に欠けるほか、カリスマ性に欠けるばかりか反カードのブレインからも、バイトは頭がいいとは言えないと出る程の希薄さ。政策の決定打は未だ見られない。

 アメリカではある面白い風習の地区がある。そこは激戦区のひとつで、各戸が庭の前に支持する候補者のサインを出す「ヤードサイン」と言うものがあるが、そこにはカードのサインが溢れている。そこへ戸別訪問を行うドア・ノッキングの存在だ。カード支持が強い地区でもないのにバイト陣営の姿が見られない。見える者と見えない者の差が影響力の是非に無関係な訳がない。

 ここに面白いアンケートの結果がある。ある調査で「大統領選で誰に投票するか」の答えはバイトが多い。しかし、「大統領選で誰が勝つか」の問いには、カードが大きく上回る結果が出た。


 2020年10月13日


 ニューヨーク五番街は異様な光景に包まれた。

 ある群衆が道路を歩く。その後ろにはパトカーが「プア~ンプァ~ン」とサイレンを鳴らす。すると群衆は道幅に広がるにつれ横断幕が姿を現した。

 そこには、「CARD Law and Order」と書かれていた。

 中共ウイルスに打ち勝ったカードを祝うように「静かな大衆」「物言わぬ多数派」という積極的な発言行為をしない一般大衆が動いた。

 そう、これこそが「大統領選で誰に投票するか」「大統領選で誰が勝つか」の問いの結果がなせる業ではないのか。


 カードが意見を投稿し、何かと物議を交わすTwitter社の新任取締役に李飛飛が決った。中共の千人計画に参加した事実は明るみになっていない。しかし、彼女と密接な関係を持つ多くの人たちがこのプログラムに深く関わっているのは事実だ。

 例えば2017年、ハワイで開催されたコンピューター視覚表現と映像認識技術に関する国際会議(CVPR)で李飛飛は支援してくれた多くの人びとに言及している。その中にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の朱松純(しゅしょうじゅん)教授とプリンストン大学の李凱(りがい)教授も含まれている。

 イリノイ大学での李飛飛の最初の仕事は、コンピューター視覚の第一人者であり、最近亡くなったThomas Huang(トーマス・ファン)教授によって彼女に与えられたものだ。

 公開記録によると朱松純は2009年に中国教育部から長江学者講座教授に選ばれ、翌年には千人計画の特別専門家に選ばれている。

 李凱は精華大学の客員教授、中国科学院計算技術研究所の客員教授であり、千人計画のパートナー兼研究者だ。

 彼ら彼女に関する除法は既に削除されている。Thomas Huangは、重慶材料研究院の「戦略諮問委員会」の専門家に任命された人物。

 李飛飛の学生・Lu Cewn(盧策吾)も千人計画に選ばれている。Lu Cewn(盧策吾)は上海交通大学と人工知能技術会社・Sense Timeの共同研究者の常務副取締役でもある。

 Sense Timeは2016年、李飛飛が設立したImageNet主催のILSVRC2016(大規模画像認識コンペ)に参加し、3つのプログラムで1位を占めた。

 Sense Timeの創設者であるXuLi(シィー・リー)博士は、同社が広州公安システムのビデオデータを大量に使用してビデオ分析ソフトウェアを開発するとし、あらゆる情景で必要なデータ情報を簡単に収集できると公言した。そして「最大のデータベースは政府だ」とも言い放った。

 注目すべきは、目標補足と情景特定の分野の勝者は、Trimps-SoushenとHikVisionだ。Trimps-SoushenのTrimpsは、公安部第三研究所の英語の略称であり、主に中国共産党警察の技術力を強化するための研究機関であること。SoushenはTrimpsの下部組織と推察されている。Souは「捜す」shenは「神」で捜査の神と言う意味だ。

 HikVisionは世界最大の監視機器メーカーであり、中国共産党に支配下にある。中国共産党の人権侵害を支援することで知られている。

 アメリカの議員はHikVisionへの制裁も糾弾している。中共の警察チームと世界最大の監視機器メーカーチームはImageNetのコンペで最優秀賞を受賞した。

 そのImageNetの創設者が李飛飛だ。

 李飛飛と中共の関係は想像以上に深い。海外にいる中国人のTwitterのユーザーは李飛飛がTwitter社の経営陣に起用されたというニュースを知り、戦々恐々の思いでいる。それは中国の時事評論家「財経冷眼」は李飛飛に関する調査プログラムをしてから4つのTwitterアカウントがすべて凍結されてしまった。

 情報を管理される。カードの現在・過去の膨大なデータから紐付けた何らかの情報が導き出され、カードに致命的な打撃をあたえるのか?

 IT、情報管理から中共を除外しようと躍起なアメリカと「GAFA」(Google、Apple、Facebook、Amazon.com)の一角であるTwitterの動き。

 白黒が明確でないの李飛飛がTwitter社の経営陣に加わる事実。それにアメリカ、特にカードの無反応さが不気味に思われる。

 果たして、中共と共にと受け取れる理念を就任挨拶で述べた技術者・研究者として優秀な李飛飛の存在は、吉と出るか悪魔の大きな鎌となるか、目の離せない状況がここにきて噴出してきた。

 

 

 

  

 

 

 

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