「奇」を含む小説

　ソード・ワールド2.5のサプリメント、デモンズライン―追憶の守人―を再度プレイしていきます。 前回、見事、奈落の魔域での最終決戦を乗り越え、オクスシルダで英雄と呼ばれたテオフェ…

霧島博士は奇人か？　天才か？　このお話は博士の発明奇譚です。

妖怪退治業を営む、半妖の少女『朱那』と未来から明治の世に転移してきた『つぐみ』の元に舞い込んだ依頼。それは山奥の村で頻発する、子供の神隠しを解決してほしいという要請であった。 …

得てして、物語とは一方の視点から語られる物である。 だが、現実を一視点だけで見るのはいささか不公平だろう。 だからこそ残そう。 これは、彼の話で語られながらも語られなかった者達…

異なるもの跋扈せし戦乱の地・中国で、美少女拳聖・京のクンフーが唸る！駆ける！裂き砕く！　（文責・水石玖さん） (これはカクヨムに乗せていたものをブラッシュアップした改稿版で、中華…

昭和初期の帝都、東京。不思議な白狐に出会った幸徳井保重は奇妙な妖怪騒動に巻き込まれることになる。狐と人間が織り成す伝奇物語。

地獄を舞台に繰り広げられる怪奇譚。 翻弄されて奔走して、壁に当たって悩んで、振り回し振り回されのどたばたお仕事噺 前作「糸猫奇譚」から少し後の世界のお話になります。

恒星レント系第四惑星カイナックのラグランジュポイントに浮かぶコロニー、宇宙駅『神田』。 太陽系第三惑星地球の島国にルーツを持つ人々の住むコロニーは、どこか懐かしい彼等の原風景にあ…

〈鯨〉と〈躑躅姫〉と呼ばれる二神が町の半分ずつを支配する地方都市・いやおい。須賀山のガイコツ池の底は、〈世界樹のうろ〉につながっており、町では昔から不思議な出来事が起こる。大学生…

八百八町の夜を駆ける盗賊「ナガミミ」の一味。 悪徳商家のみを襲い、殺さず犯さずを貫き。 江戸の夜に黄金の雨を降らせる。 いわゆる義賊と呼ばれる一味である。 しかして、その手際…

千枝は『見鬼の才』を持つ侯爵令嬢に仕える侍女だ。令嬢の婚約者、直幸はその力を知り仕事の手伝いをたびたび依頼してくる。立場上、断ることができない千枝は助手として帝国を奔走する。 …

志摩誠一は山を登っている途中、古びたお社を発見した。軽い気持ちで掃除をすると、目の前にお狐巫女が現れて―― どこかポンコツなお狐巫女の香夜に癒されつつ、世話になることに。

奇妙な50メートルを歩くお話。 ワンドロで書きました

「世人可知《孢摺諫》全貌？」 「不知。」 「世人可知我全貌？」 「不知。」 「你，可知我全貌？」 「我知。 你非書諫， 我非世人。 」 每…

神無木 蒼波［かんなぎ あおば］の眼には、 他人には見えないモノが〈視える〉──。 春休み明け、四月某日。教授である朝香の混沌とした部屋で見つけたのは、いわく付きの寄木細工の秘…

「本さえあれば他に何も要らない」 「アナタさえいれば他に何も要らない」 自他共に認める本の虫・明智宗太(アケチ ソウタ)。 読書にしか興味がなく、最近まともに話したのは妹ただ一…

薔薇露に菅原櫛、エレキテルだけじゃない平賀源内のあやかし遊び――江戸時代、多彩な分野にその才能を発揮した奇（くす）しき人平賀源内こと水虎先生が、かわいがっていたかもしれない賢（さ…

四葉四郎は売れない漫画家だ。いちおう面倒見てくれる出版社もあり、隔月で発行される雑誌に「都会奇譚」というタイトルで短編を掲載している。 今日もネタ探しのため、ダイレクトメッセージ…

以前、ご連絡しましたが、現在公開再開に向けて本当に少しずつですが、筆を取っています。 すでに公開していた部分にも手を加えるため、一度、プロローグを残して全て非公開にしております。…

【まえがき的なやつ】 『半実話あやし奇譚』の一部（13話ぶん）を書籍化してもらいました。 本作は前編、後編の続きものもいくつかありますが、基本的に一話完結の短編集です。書籍化され…