「香り」を含む小説

あの日出会ったものは、海の中で怪しく輝く少女。 どこまでも深い青と潮風の香りに、僕は彼女の面影を見る。 それは、決して手に触れられない幻――。 ゆあん様の自主企画、「筆致は物…

美術部部長と漫研部長。 何が違うのか解らない毎日。どういう人なのか結局理解できていない私達。

あなたは　どんな香り？

和風短編のSS集です。 1話が1000文字以下くらいでさらっと読めます。 春夏秋冬の四季それぞれでのSSや、喜怒哀楽、聴覚や嗅覚などの五感などをテーマにしたシリーズものもあります…

忘れられなかった彼女から届いた一通の手紙に書かれていたのは”会いたい”という言葉。しかし彼女の残り時間はあまりにも少なかった。夢の世界で生きる彼女の姿を見た彼は嘗てした約束を果た…

香りがモチーフの短編という企画があり、応募してみました。今回視点をうまくつくれなかったなあという反省点もありました。 また、こういう企画も、いろいろ参加させていただきたいです。 …

正気か狂気か一生懸命生きるとは何か？ 最後までアナタはこの主人公を笑っている事が出来ますか？

ある日、ふと嗅ぎつけた香りが以前の恋人の匂いに似ている気がした青年は、それを自ら再現しようと考えたが……。◆自主企画のお題（何故か消滅）を目にして考えついた、ある種のフェティッシ…

　―ここに来たのは十何年ぶりだろうか。 子供の頃にひと夏だけ過ごした田舎に戻ってきたのは、失くしてしまったあの夏の記憶を探すためだった。

忌まわしい犯罪にまつわる記憶を消され、吟遊詩人を捕縛するため、辺境に派遣された青年の旅路。異国情緒溢れる幻想短編。旧個人ホームページにおける最古参の作品。

(2019/05/31)公式特集『帯にも襷にもあらず!ちょうどいい中編４選』に選ばれました 「私の彼氏になってほしい」 告白か？いや、違う。これは契約だ。 ―高校三年生にして…

形成外科医であるご主人カミラ・プティの裏の顔は、リカバリーマジックを使う魔女。 そのペットのオカメインコのルナは、リカバリーマジックを使って、傷や痣などを治す 裏家業を手伝うよう…

白路はクリスマスの晩に突然、彼氏に捨てられてしまう 同棲していたアパートは勝手に引き払われており、住むところすら失った白路はカップルだらけの街をひとり泣きながら彷徨う もう、死ん…

人魚をモチーフにしたショートショート。もしかしたら、こんなこともあるのかもしれません。

私が見つけたのは、色彩豊かな花があしらわれた美しい店構えの喫茶店だった。そこで出迎えてくれた女店員に、私はふと昔見た夢を思い出す。それは遠い昔に見た記憶。前世の欠片のような、来世…

川端康成の「霊柩車」を下敷きに、視点人物を変えて書いてみました。 普段より地の文多めの習作です。

見知らぬ土地で終電になり、冷たく降りしきる雨にずぶ濡れになりながら、たどり着いた居酒屋で自分の居場所を見つけるマキノ。 地域の人とふれあい、進むべき道を探す変形シンデレラストーリ…

囚えた相手を命の限界へと追い詰めるデスゲーム。 その事前リハーサルを行うことになった。 あの、ゲームのルールを無視して突破しないで！ ↓前回の投稿↓ 『人生が2回あったら2…

Twitter上の企画で、「包まれる香り」をお題に書きました。 老舗ブランドの３代目×謎めいた調香師。 本編とかは特にないです。 ※同じ作品をFujossyにも投稿しています。

明るいバカで空気が全く読めなく仕事が自衛隊とホスト以外長続きしないダメ人間妹彼氏。 しかし身長１８０センチ、細身で顔が小さく色白で手が綺麗。 お洒落で常にいい香りがしていて誰とで…