「室町」を含む小説

室町時代の終わりから戦国時代へ移り変わる頃、あるところに鬼姫と呼ばれた姫がいた。その姫君が時には引き起こし、時には巻き込まれる波乱の物語。 ※小説家になろうにも掲載予定です。

歴史に関する本の感想をまとめました。 １５冊の内訳は、アジア史(７)、フランス革命(２)、室町時代(６)です。 ※私が書いた「アオギリズム」というエッセイの中から、１５編を選んだ…

平成の時代を生きた歴史マニアのおっさんが、なぜか戦国時代に転生して美少女に拾われてしまう。 その少女はなんと室町幕府の第１３代将軍になる「足利義輝」こと「義藤さま」であり、おっさ…

桶川東高校に通う室町若葉は高校二年生。本当は心優しい性格でありながらも、世間や大人に反感を抱く彼は自堕落な日々を過ごしていた。同じく桶川東高校に通う同級生の誰垣麗華は才色兼備の優…

川で婆さんが洗濯していると、どんぶらこどんぶらこと大きな握り飯が流れてきた。その中身はなんと、息絶えた赤ん坊。握り飯が鬼のものだと察した婆さんらは早急に村を発つが、鬼の襲撃を受け…

武士と山桜の交流。 室町時代、応仁の乱の頃を想定。

　鏑木入道の謀反により殺された尾形光雲の遺児周馬弘行は、仙素仙人の下で蝦蟇の妖術を身につけ、自来也を名乗りお家再興を志す。そこに立ちはだかるは鏑木入道に手を貸す蛇の妖術使いおろち…

昔話や説話が好きな方はぜひご一読を。 乙姫の乙には、妹という意味もあるとご存知でしたか？ これは、室町時代の説話集『御伽草子』の浦島太郎をベースに、竜宮の姉妹姫「甲姫」を創作し…

日本と似たどこかの国に、降りかかる難問を力任せに解決する坊主がおったそうな。 『パンチ入道ファッキュウさん』のはじまり、はじまり～。

幼い頃、"鬼"に家族を奪われた傭兵・衛実は、13年の時を経て再び"鬼"と出会う。その"鬼"は、人々の営みに興味を抱く年端もいかない少女であった……。 人と鬼、本来交わることない…

上杉謙信は日本海側の越後という織田家や北条家とは恵まれない場所であったが、関八州を平定すべく、あるいは、室町幕府を安定させるべく、縦横無尽に駆け抜け、義という篤き思いを胸に秘めて…

妻を失った東吉は、山奥のあばら家に身を寄せ、酒に頼るさびれた生活をしていた。 そんなある日、東吉は「生きた人形」を拾う。 最初は恐ろしく思ったものの、失った妻と自分の子のように思…

　ひと夏の恋が、彼らの運命を定めた……。 　越後の国主上杉謙信の甥、喜平二とその臣・与六は、蛍の妖精のような少女、宇佐美紅と出会う。夢のように楽しい日々はつかの間、厳しい戦国の掟…

時は室町。月が美しい秋の夜、武家の夫婦は杯片手に鬼女紅葉の伝説について語り合う。己には勿体ないほどに美しい妻にいつまでも馴染めぬ夫は、最近ある娘を寵していたのだが……。鬼女伝説に…

時は室町。時代の傾きかけた時世に、ちょうはかごに捕らわれておりました。 ちょうがいるその城の姫君はそのちょうを友人としておしゃべり相手にしています。 さて。今日はどんなお話をちょ…

今年NHKのドラマで明智光秀をやっているという。その明智光秀の時代を覆うようにして栄えた芸術界の一大勢力、狩野派。中でもツインピークスと言ってもいい探幽と永徳に関する覚書。テレビ…

時代は室町、世界見聞の旅に飛び出した極東の姫一行が、なぜかスペイン王家の継承問題に巻き込まれ……異能の姫と癖の強い供回りの活躍で、大団円を目指して突っ走る歴史妄想ファンタジー。 …

室町時代中期の日本、備前の宝福寺、一人の僧が自身の数奇で波乱に満ちた半生を回想していた。 ユーラシア大陸の草原で生まれ育った遊牧民としての幼少期の記憶が蘇る。

隠された真相とは何か？！ 津軽為信が決起するまでを描く。 奥州戦国絵巻物。

城跡巡りが趣味の大学生、幸村一樹。彼はとある夏の日、観光に訪れた姫路城で足を踏み外し、階段から転落してしまった。まもなく目を覚ました彼は、まったく現代とは思えない、見覚えのない風…