「学生 文芸」を含む小説

小説を書くことについて悩みを抱えたまま文芸の聖地、カミヤス町に足を踏み入れた冬樹。従兄弟の春臣に連れられて入ったカフェには春臣の文芸仲間“珍道蟲”の坂田と鈴本が待っていた。

　文芸部員の月影朱里は部室の片隅で頭を悩ませていた。今月の部誌のテーマが『走る』に決まったからだ。 　『走る』なんて言葉に、物語は生まれるのだろうか。いや、アスリート達のドラマチ…

☆お知らせ☆ 　後継作品「瑠壱は智を呼ぶ」（作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16816452220806949514）を連載中です。 □あらす…

くれは様主催「アドベントカレンダー2020」参加作品。 12/1～12/25で25話、投稿致したものを改題・改稿致しました。 図書委員長の早紀ちゃん、大学生のトモ・キャバ嬢の…

　田舎の大学に通う学生、高林一喜は文芸部に所属するヘタレで日陰で生きざるを得ない彼女いない歴＝年齢の青年である。そんな彼はせめて文字の中だけでもリア充を謳歌するため、ラブコメを書…

寡黙な先輩、生意気な後輩、素直になれないクラスメイト、いつだって全力な学生たちのお話。 高校生しばりの掌編です。 お好きな二人を見つけてください。 ※不定期で更新するかも？しれ…

これは、春の訪れを夢見た、僕と彼女の冬物語。 十二月。今年初めての雪が降り始めた日。 真っ白に染まっていく病院の屋上で、僕はひとりの女の子と出逢った。 ――小説家になりたい。…

　高校から東京に出て来る学生が暮らす寮がある。男女別棟だが、食堂などは共有だ。 　高校一年生のリュータはこの春に入寮し、ひょんなことから同い年のノバナに、書いた文芸作品の批評をし…

神奈川から北海道の大学へと進学した私は、ただぼんやりと雪道を歩いていた。 そして滑って転んだ。

男子大学生3人の宅飲み。六畳一間の中央にはこたつ、大量の本と漫画が散乱する部屋。3人が所属する文芸部の部誌『諸相』の締め切りは明日の朝に迫っていた。 原稿に追われながら、話題は毎…

以前長いことモグリ学生をやっていました。 市民講座などにも良く出ていましたし、また、そこで知り合った先生方との関係で、学会などにモグったこともあります。 とはいえ正式に文学部の…

社会人になると、学生の頃より同級生に会えなくなる。学生の頃は、約束などしなくても平日や部活があれば土日も会えた。今では、約束すらも取り付けるのが難しい。東風谷美波（こちやみなみ）…

――どうして鬼は、追い払われないといけないのか？ ある出来事をきっかけに、節分を変えたいと強く願う鬼の少年。 人間社会に溶け込む彼は、この思いをきっかけに少女と出会い、変わって…

主人公・明城透(あかぎとおる)は、スランプにハマっていた。気分転換に訪れたサイクリングロードでの一人の少女との出会いは、一生モノの出会いだった。

主人公である「俺」は異性を特別愛することがなかった。 同居人である「ヒカル」は異性に愛情を抱くことはできなかった。 自らの命を断とうとした二人は、運命的にビルの屋上で出会った。…

本を読むのが好きで、作文を書くのが好きで、詩やお話や、絵本まがいを書いていた子供時代。 小説家、編集者、翻訳家…さまざまな職業に憧れた学生時代。 そして、就いた仕事は？？？ 結…

京都大学に通う学生は、チンパンジーと同等の知能レベルしかもっていない。これは僕がこの”霊長類研究センター”の檻の中で一年を過ごし、得た結論だ。醜悪で怠惰。外道にして阿呆。産業廃棄…

　物語の舞台は、現代ドイツの西部に位置する学生街デュースブルク。毎日を怠惰に生きる経済学部の学生レネー・エッティンガーの隣部屋に、日本人留学生の雨柳馨（ウリュー　カオル）が引っ越…

不良少年タケル。彼は学校よりも夜の路地裏の地下のライブハウスにいることの方が多いような学生生活を送っている。 教室と教科書よりもフリースタイルバトルとストリートファイトを棲家にし…

おじいさんがいつものように小惑星の掃除をしていると、針鼠が現れる。 別名義で筑波学生文芸賞に応募した作品です