「ラブコメ、恋愛 短編」を含む小説

代告屋――依頼を受ければ、どんな事でも依頼主に代わって頼まれた言葉を必ず伝える者。 それが呪いの言葉であろうが、秘密の暴露であろうが、どれだけの障害があろうが、必ず――。 今日…

猫を拾ったのがきっかけで、神様代理を任命されてしまった高校生の美琴。 運命の赤い糸が見える力を与えられ、縁結びの神社で恋神様として働くことになるが……？

２分で読める！！超短編ストーリーです！　 彼女が人間とは異質な存在であることを僕は今、知った。 彼女はこの世界に、いてはいけない存在になった。 僕は涙を流しながら 「すべ…

　高校一年の紬(つむぎ)は、ある日、押入れから、昔作った失敗作のフェルト人形が、よちよち歩いて出てくるのを見る。 「私は王子だ」 と名乗るその人形に、異世界に連れ去られた紬は、作…

【箱入りお坊ちゃまの傲慢な戯言】 高名な陰陽師の末裔である春（ハル）は、ごく普通の中学生。父親は会社の社長さんだし、おじいちゃんは村長さんだけど、それもごくごく普通のセレブってだ…

俺はいつものように彼女が住んでいる古びたアパートへと向かったが、扉を開いた瞬間に、彼女の瞬速のアッパーを食らい、向かい側の壁まで吹っ飛んだ。彼女は「あんたって奴は、本当にッ」と絶…

高校三年生の皐月は、隣の席に座る櫻井について悩んでいる。互いをよく理解してしまったがゆえに、傷ついた過去。あの夏のない頃が蘇って、青春は飛んでやってくる。（夏はなかった） 友人…

僕はある休日に密かに想いを寄せている同級生を下宿先のアパートに呼ぶ。そこで彼女は僕に手厳しい言葉を浴びせるのだった。「一言いわせてもらうけど」

「あ、いいんちょ。おはよ」 「空峰くん、おはよう。今日は早いね」 「あれ、机の上に紙が置いてあるぞ。なになに」 「何見てるの？」 『もし委員長と空峰が付き合ったら』 「……」…

幼い頃からいつも、男を惹きつけ弄ばれ踏み躙られて生きてきた、そんな女について。

※依頼受付は3月31日を以って終了しました。 「自分の書いてる作品がクッソ面白いのに埋もれているんですけど？？」「感想が少なくてモチベ下がるんですけど？？」そんな貴方に捧げる企…

彼女と出会ったのは高校の入学式の日だった。 教室に舞い込んできた桜の花びらを拾う俺にその人は箒を渡してくれた。 ありがとうと感謝をした俺を彼女は嘲笑った。 ――キミ、身長低いな…

真野 文奈（まの ふみな）。背が高く細身で黒茶色の髪を肩甲骨まで伸ばしている少女。そんな彼女は考古学というマニアックな趣味を持っている。 彼女と付き合っているのは食べる事が趣味、…

高校一年の寒い季節に転校してきた彼。 その彼は、頭のネジが一本――いいえ、ネジなんてきっとない。 とにかくバカでアホな、とんでもないヤツがやって来てしまった。 彼はもう終わってい…

何田何子——通称ナニコの中には、無数の〈十五センチ〉が潜んでいる。 手のひら。 目尻から顎の先まで。 へそから腰まで。 後ろを振り向く時。 拍手をする時。 歩き出したその一歩目。…

塩ラーメンを食べた男が、一途な幼馴染み女性と共に人生をやり直す不思議な物語。恋愛要素も含まれています。読むのが早い人だと３分くらいで読めます

没落財閥の御曹司、西条裕太と美少女財閥令嬢の山ノ瀬桃花は、『交際契約』を結んでいる。 契約のはずが、高飛車な山ノ瀬桃花に、西条裕太は心を惹かれていき……。 ＊この作品は同タイトル…

身寄りのない村娘アルは、骨が動く代わりに筋肉が動かず、熱を生み出せずに非常に寒がりになってしまう特殊な病に犯されていた。 普通の人と同じ温度では活動出来ず、天涯孤独の身であるこ…

「今日は何が食いたい？」 　そう訊いたジョニーに、レナは、 「スシバーに行ってみたい！」 　と答えた。 　レナのお目当ては、カルフォルニア・ロール。 　けれど、奮発して入った本格…