「「嘘」」を含む小説

四月一日、僕は数人の友人に自身の余命をネタにしたメールを送った。 高校生の頃の話だ。 それが、今でも恥ずかしくなる黒歴史を生むことに繋がるとは思いもせずに。 これは、若気の至…

小学生の頃の黒歴史。 当時は厨二病真っ盛りでした。 化学物質過敏症の母の思い出をそえて。 エッセイ『続・アレルギー体質の家族の為の家造り』の再掲です。 少しおまけ付き。

コンビニ前で、嬉しそうだが、あわてている友人に出会う。 どうしたんだ？ 今急いでいるんだ。 俺は……。 最近、頑なに聞き入れず。被害にあう人多いらしいです。 お気を付けください…

初めての方は初めまして。 久しぶりの方はお久しぶりです。 パパ上こと、ともはっとと申します。 私、別に黒歴史ってものはないんですよね。もしあったら私の『パパ上様日記』に書いてる…

【異世界に召喚された少女の小さな恋、王立魔法学園でのかけがえのない日々――この世界を愛した少女の思いは形となり、世界中の子供たちの心の中で生き続ける――】 夢かな……。 そう思…

嘘もつきますよ、鬼なので。

試験終了まで、残り三分。 俺は、最後の問題がどうしても解けずに焦っていた。 【日本地図から、佐賀県の場所を塗りつぶしなさい】 日本有数のマイナー県、佐賀。そこの場所なんてわか…

　人類種を滅ぼす大洪水。その直前、神はノアと呼ばれる一人の男に使命を与えた。罪の無い生き物たちのつがいを、方舟に避難させる大事業。 　これはその騒動の締めくくり。ノアとバッファロ…

編集が失踪/死亡しがちな詩人・我原笑(われわらわらい)には、桃色の猫が見えるらしい。嘘を吐くにしても詩人なら青い猫と言うべきだ。本当におかしな人である。 歌舞伎町文学賞応募作(…

16歳の誕生日に隣の国カンワストンに嫁ぐことになったジョヴィル王国の第一王女・グレース。 グレースには幼い頃から恋心を抱く相手、ラシャドがいた。 ラシャドは執事でグレースと身分の…

良いも悪いもねえぜマザファッカー。 高校に入学した安藤成は、紆余曲折の末、文芸部に入部する。学校という窮屈なイス取りゲーム会場で、大嘘をつき続けることによる反撃を日々試みるが─…

ヒトの願いを叶える魔神はその願いの対価、代償にヒトの持つ何かを持って行く。 ヒトはそれを理不尽だと思いながらも、魔神の力に頼る。

日記です。

ありのままの私をみて！ コート一枚だけ羽織り、駆け出す 響くホラ貝、もれだす失笑、開かれるコート、そして悲鳴 食べ物の名前からネタをひりだすのがしんどくなったので、新装開店まき…

敵国首都に長年潜伏しているシュミット少佐は、皇国軍最高のスナイパー。かなりの年齢になるが、最近ますます腕が上がり、“魔術師”なる二つ名で呼ばれ始めたほどだ。 シュミット少佐の給与…

タイトルにある六花とは雪の別称です。 人目を避けるように山奥で暮らしていた幸晴。 ある日、行き倒れの親子を助ける。 だが母親は病にかかっていたのか、すぐに息絶えてしまう。赤子を…

〈あらすじ〉 　舞台は、卒業とともに有名企業といわれるところに就職できると約束される私立星川高等学校。この学校は、6人1チームで順位争いをする特殊な学校。 　卒業と共に有名企業…

私は嘘が嫌いだ。 よって今回も嘘は書いてない。 ホラ話を書いているのだ！ 一話辺り500文字程度。 バスの移動に適した物を世間様に送りつけるというニッチにも程がある試み。 さあ…

魔女は高貴なる存在として地位が確立され、将来の安泰が約束される。 魔女になるために、女装魔法使いとして勉学に励んできたアンジェル。 だが、男という性別が理由で魔女試験の結果は不合…