「夏 ファンタジー」を含む小説

自主企画「私ならこう書く、短編リライトの会」の参加用作品です。リライト作は原作者の許可を得ています。 オリジナル「喫茶カテドラル」 ヘミングウェイの「殺し屋」を下敷きに、想像の…

高校二年の始業式。代わり映えのしない面子と、当たり前だからこそ穏やかで心地良い日常が、また始まると思っていた。唐突に、銀色の異分子が現れるまでは。思い出す過去と、揺り動かされる今…

二十四節気の立春、春彼岸、立冬、立秋、立夏。 日本ならではの、節気を、人に見立ててみました。 自分の出番がくるまで、眠る彼らの、季節の交代するシーンを、覗いてみませんか？ （エ…

島全体が歓楽街になっている不夜知島での徳治に訪れる少年時代最後の夏の物語

《大正後期〜昭和初期》 　新しいもの好きがゆえ、ときに“破天荒”と称される秋瀬夏南汰は、中性的な容姿に似合わない程の並々ならぬ野心を持った男子である。 　やがてある風潮を変…

デネブ、アルタイル、ベガ―――夏の大三角のような俺たちの関係は、いつから崩れてしまったのだろうか。 そして、俺たちの恋の行方は何処へたどり着くのか。

≪第一部あらすじ≫ ガラムド暦二一二五年。 学生リニック・フィナンスは錬金魔術の研究に勤しんでいた。 そこにやってきた謎の少女は、彼に告げる。 「あなたは世界を守る『英雄』です。…

　夏の暑い日。山で迷子になったミサキが出逢った子供達。 　それは、忘れられない思い出となった。 　遊び方に関しては、私が子供の頃にやっていたものなので、みなさんとは違うかもし…

埼玉県の御留美市を夏に離れ、夏、秋、冬と、四季のほとんどを岐阜県の飛騨で過ごして来た高校一年生の宮川健人。辛いものが苦手ながらも担々麺を好物とする、ちょっと変わった少年は、高校一…

「四季の中つ国」では、十五になると巫女姫が登極し、それぞれ春の郷、夏の郷、秋の郷、冬の郷を治めていた。 巫女姫を守る役目を負う【忍び烏】の凪は、 夏の郷の登極が近いある日、急遽…

「あの夏が来るまで、僕は愚かで、臆病で、傲慢だった。 　だから僕は、大切な友人を失ったんだーー」 幼い頃から、ソレが見える寮制の高校生、八重野瑞透（やえのみずき）16歳。 2…

化石のこと、彼らが生きた太古の海のこと、 夏に生き秋に死んでいった虫たちのこと、 にせものの夜空のこと。 雪の夜に海底を歩く少年たちの静かな物語。

気がついたら、私は夏祭りの屋台通りにいた。自分が誰なのか、今まで何をしていたのかすら思い出せない。どうやら、ここは現実世界とは別の空間。元の世界に帰るためには、自分の面を見つけて…

平凡な高校生・冬崎透（フユサキトオル）は、ある日美少女２人から『異世界召喚部』なる怪しい部活に入部しろと迫られる。ひと夏の、すこしふしぎな物語。

人々が地球という惑星を捨て、生活のステージを宇宙へと移した時代。とある宇宙コロニーでは、かつて住んでいた地球を模倣するため、長い時間をかけて様々なことが行われていた。 昼夜の概…

何気ない日常を過ごしていた主人公の草太。そんなある日事故で死にかけた1人の女の子を庇い、命を落としてしまう。死んだはずの草太が目を覚ますと、そこは見知らぬ天界だった。草太が戸惑い…

ファンタジー要素のない、小説らしい小説としては初めて書き上げた短編。 2010年8月に完成。 15歳の高校生・虹介と、11歳の小学生・稚奈。 いとこどうしのふたりの間の、金色の…

外界を海で囲まれた四神国。 西方に位置する西海国の姫、瑤華は父の代わりに西海国の主神・応竜を夏南国の首都・朱江へ迎えに従者の尚香と咲耶と一緒に旅に出た。 途中の天涼という町で、不…

角川ビーンズ文庫　2018年1月1日発売！ 著：九江桜 イラスト：吉崎ヤスミ 定価：本体600円＋税 ISBNコード：978-4-04-106458-0 「前東宮妃の生まれ変…