「美術？」を含む小説

高校に入学したばかりの紫音(しおん)は、絵を描くことに興味を持っていた。-------美術室の扉を開くと先輩のすみれが絵を黙々と書いていた。すみれの絵に惹かれた紫音は入部を希望。…

主人公は美術部部員で彼女は良く遊びに来る女の子部外者。 絵を見るのが好きなので基本美術室においてある画集目当てに来ている。 二人はたまに一緒に絵画展に行ったりしてる今のところ主人…

『あたし』は卒業後、部室として使っていた美術室に美術部の後輩の『アイツ』に呼び出された。待っている間に学生生活を思い返す。でもその思い出の中には『アイツ』の影がちらほらする。一人…

高校を休んでいた頃いっしょに暮らしていた、美術大学院生のゆぅこちゃんとあたし。今では連絡先も知らない。いつも、行きたいところのことを考えていたあの頃の夜。 『ミルチリカル』という…

『婚活』というだけで「私結婚したいです」という看板を背負う羞恥プレイ。 そのことに気付いた学者さんたちはアンドロイドを作り上げた。 アンドロイドで婚活すれば恥ずかしくないね！！…

過去のちょっとしたトラウマから、デッサンばかりを描いてきた主人公。しかし、美術部の先輩に影響されて―― 全三話。

　紣川夕李(かせがわゆり)は高校二年生。彼女には秀でた才能がある。それは、〝彫刻〟。幼い頃から彫刻を続けてきた夕李は、あらゆるコンクールで賞を獲ってきた。そんな彼女に近づこうとす…

第4回角川文庫キャラクター小説大賞、締め切り迫る（2018年5月8日）！ 栄えある歴代受賞作の第一話試し読みを特別公開します。 こちらをご覧になれば、傾向と対策が見えてくるかも…

詩を読むのが好きな人は、なぜ読むのが好きなのだろう？　どんな詩を読むのが好きなのだろう？　僕は思潮社の本に載ってる詩はけっこうグっとくるのがあるけど、土曜美術出版の本はタイトルに…

俺は美術科非常勤講師、雨守だ。訳あって勤務校を転々と変えている。 人の守護霊が見える俺は、生きた人間より霊達と言葉を交わすほうが気が楽だ。 なぜって、学校には本当の化け物「先生た…

神や魔族の住む”最果て”の国家公務員として、リゾート地・人間界との接点「扉」を管理するコンフェッティ。人間界料理が大好物の彼は、人間界でのんびりリゾートを楽しみながら安定した職で…

ある高校の美術展にやってきた杉三たちは、ぱっとしない作品群の中、ひときわ上手に作られた龍村柄の帯を発見。それは、ある「劣等生」に区分される生徒が作ったものだった。 そこで、担任教…

「大ちゃん」呼ばれて振り返ると、美人が立っていた。 その出会いが大基を蝕み変えていく。

それでは聴いて下さい、私の『巡礼の年』――。幼少期からピアノを習っていた上山鳴美は中学三年生の時にいじめを受けてリストカットをする。一命を取り留めるも左手に障害を負い、ピアニスト…

　客がまったく来ない、暇なバイト。でも、今の僕にはそれしかやることがない。それしかできることがない、のほうが正解かな。 　でも、その日は珍しく、本当に本当に珍しく、客が来た。とは…

人類は一つの生命体になろうとしていた。 20☓☓年、世界は少しユートピアに近づいた。国はもはや企業に力を明け渡し、人々がすべて幸せにつながる『共同体』となる世界が出来上がりつつ…

午後五時、一人の女子高生の死体が、美術室に転がっていた。 犯人候補は<ウサギ>、<カエル>、<トリ>――そして、エンターテイナーであり続ける<キツネ>の四匹の生き物だ。 さぁ、残…

美術品専門のオークション会社で働くオークショニアが、時間のループする世界に迷い込んでしまった！？　そんな現代ファンタジー！ 恋愛要素あります。青春要素あります。 先輩・後輩要素…

わしが賈似道(かじどう)だ。南宋の後期、理宗・度宗・恭帝と三代の皇帝に仕え、紛れもなく権勢をふるった。だから権臣とよばれても文句はない。だが、奸臣だ、売国奴だといわれれば、異議が…

　先輩と僕しかいない美術部の部室。他の部員は全員幽霊部員だ。 　この一年、僕は一切絵を描かなかった。そもそも、絵の心得なんてこれっぽっちもない。 　そんな僕がどうして美術部に入部…