「不可思議」を含む小説

　この物語は、拙著「転生して気ままな人生を過ごしたい？　だが断るっ！」の外伝的な作品です。ですが、本編を読んでいなくても、たぶん楽しめます。 　「転生して気ままな人生を過ごしたい…

高校生探偵青田ケイは、下校途中に一枚の枯れ葉を見つける。あまりにも不思議な色をしていたので、ケイは自宅に持ち帰った。しかし、ケイには普通の枯れ葉に見えたのだが、他の人から見たら、…

雑踏の夕暮れに僕は立ち、息をひそめて待っていた。 「記憶」の辻に僕は立ち、君が来るのを待っていた。 そう、君だ。 「君を」待ってた。 ～　人生は ただ歩き回る影法師　～ …

＜Record of Books＞　第七篇 ＜緋なる湖畔＞と呼ばれる地があった。 　時刻によらず、その地は黄昏であった。天空を染め上げる紅と橙。 　小さな湖があるとされ、それを取…

祖母の墓参りに行く青年とその母親が、少女とすれ違うお話。

川崎市 高津区 溝の口に並ぶとある雑居ビル4階。 そこにあるのは西萩相談事務所。 この事務所、なんと実は人ならざる者の手助けをするお助け事務所なのだった！ 幽霊や妖怪と接する機会…

地図にも載っていない辺境の地、紫の魔力風が吹く小さな山間の国。 その閉鎖的な国には、こんな不可思議なしきたりが伝わっていた。 「王家の血筋を引く者は、十六歳の誕生日に旅に出なくて…

氷花は疲れていた。学業に。習い事に。人間関係に。生きること自体に。 そんな彼女を見兼ねた従姉妹の律子は、気分転換させてやろうと氷花を茶道部の合宿に誘い、二人は他の部員と共に別荘…

時が止まればいいのに。 あの頃に戻りたい。 そう考えたことはあっても、本当に時間が止まったらどうなるのかについて考えたことなどなかった。　 好きなことをして生きていきたい。 変…

平凡な高校生、荻野祐輔は、ある日、同じ学年の女子生徒が行方不明になった、という噂話を聞かされる。それが、自分の平穏に亀裂を入れる、事件の始まりの合図とも知らずに…。 ダウナー系男…

２年前の夏。 突如３人の親友を失った男子高校生、鴨居 荵。 彼はとある情報屋の社長、本条 仁に誘われ、自分の力で事件の真実を暴こうと決意する。 しかし、東京都内では不可思議な事…

第一章 雨の日の大学で、一人の学生が屋上から転落死した。 屋上からビニールに入った遺書と思われる物も見つかり自殺かと思われたが、実は遺書はラブレターであり、そこに名前が書かれてい…

　親の都合で転校続きだった少年、大神透哉(おおがみ とうや)は、６年ぶりに故郷に帰ってきた。懐かしい土地に思いを馳せる透哉だったが、どうやら６年の間に色々変わったようだった。 　…

　――前作、『真事の怪談 ～４％の魔石～』は、 　･･･さまざまな意味で･･･　私の周囲を一変させました。 「読みました！怖かった！おもしろかった！」 「私の体験談、もっと怖…

　家に帰りベットに飛び込んだ俺は不可思議な夢を見た... 次に目覚めると俺は死にかけていた、そしてもうダメだという時に聞こえた声... 『許容値を超えました．．．条件を満たしま…

少年と少女と、青春か不可思議かエブリデイマジック。そんなものをつめこんだ短編集。 ◇咲かないさくらを育てて、十年。晩春、その子を身籠もった。 　　　――『私のまぶたに背信を咲か…

一話完結。 後味の悪い系ホラーです。 一話５～10分程度でサクサク読めます。

江戸時代が続く近未来。 高度に発展したＡＩが台頭しつつあるが、今一つコミュニケーションがうまくいかないマシンと人。そんな中で起こる犯罪や不可思議な事件。６人の兄弟姉妹が動き出す！

ミステリージャンルのひとつで、『奇妙な味』と呼ばれる作風を意識しました。 タイムトラベルに夢を馳せる博士が行き着いた先とは……。 昔話「浦島太郎」に絡ませた、不可思議なショートス…

自分の誕生日に告げられた『姉の死』という最低最悪な誕生日プレゼント だが、姉の死に疑問を抱いた少女は真実を確かめる為、姉が通っていた学校がある島へと渡る そこは女王と呼ばれる存在…