溝の口で会いましょう

作者 逆立ちパスタ

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★★★ Excellent!!!

凹凸、それでいてとてもいいコンビ。それが西萩と船江。
ちぐはぐかもしれないのに、二人は今日も共に街を駆ける。

それはきっとどこにでもあるありふれた日常で、そこから一歩踏み出した非日常なのだと思います。
彼らの対応があまりにも自然なものだから、非日常で非現実的な妖怪たちも、なんだか隣人のように日常に落とし込まれている、そんな不思議さ。

小説全体の雰囲気やテンポ、キャラクター、どれも素敵で魅力的。
彼らを中心とした世界は、どうやってまわっていくのか。続きが楽しみです。応援しています。

★★★ Excellent!!!

人ならざるモノ。
それは、敵か。 隣人か。


排除する者と、守ろうとする者。


さやと西荻の会話は、

互いに相容れぬ者への不思議さがあり、


目に見える者、見えない者。

不確かな世界を、
垣間見て、体感する思いがします。


西荻と船江の二人のコンビの味わい*
妖との危うさ。

事件を通した、妖との触れ合いは。

恐ろしさと引き寄せられる魅力があります*


去り行く者が残した想いに胸が熱くなりました。

★★★ Excellent!!!

日常の端っこに引っかかる非日常感。
例えば道を歩いてるときになんとなく感じた視線、やけによく聞こえる足音、風もないのに揺れた木の葉。そんな不思議ではあるけど怖くはない、穏やかで優しい雰囲気がまずは個人的に最大の魅力です。
日常の風景と不思議なモノが同居しているのに、崩れることなく綺麗なバランスで成り立つ平穏のなんという温かさ!
そしてその穏やかさに静かに立つ不穏な波……物語の盛り上がりが静かに迫ってくるこの感じがまた面白い。
兎も角も、続きが楽しみです!