十万字単位で魅せるストーリーは内容が濃く、巧みに伏線が散りばめられているので、先の先まで見すえて作られている感がひしひしと伝わります。 起承転結の構成も見事で、序盤の何げないシーンの一つ一つに意味があったことに、終盤に気づかされます。 映像が目に浮かぶような軽妙なセリフのかけ合いも魅力的で、学園ものとしても楽しめるはずです。