一つの枯れ葉

@aotakei

第1話 一つの枯れ葉

高校生探偵青田ケイは、下校途中に一枚の枯れ葉を見つけた。それは、何種類もの色を混ぜて出来たような、不思議な色をしていた。

「フッ、面白い色してるじゃねぇか」

ケイは、枯れ葉のあまりの可笑しさに苦笑し、自宅に持って帰ってみる事にした。

「だだいまー」

「あら、お帰りケイちゃん、あれ、手に持ってるその丸いやつってなに?」

「枯れ葉だよ、不思議な色してっから持ち帰った」

「・・・枯れ葉ねぇ・・・」

母には、丸い装置のような物に見えたのだ。

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