概要
小さな国のお姫様は、生まれて初めての旅に出た
地図にも載っていない辺境の地、紫の魔力風が吹く小さな山間の国。
その閉鎖的な国には、こんな不可思議なしきたりが伝わっていた。
「王家の血筋を引く者は、十六歳の誕生日に旅に出なくてはいけない」
隣町で雇った護衛と共に、王女レインは嫌々ながら旅に出る。
※この小説は「小説家になろう」様にも同時投稿しています。
その閉鎖的な国には、こんな不可思議なしきたりが伝わっていた。
「王家の血筋を引く者は、十六歳の誕生日に旅に出なくてはいけない」
隣町で雇った護衛と共に、王女レインは嫌々ながら旅に出る。
※この小説は「小説家になろう」様にも同時投稿しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!王女様の旅は未知でいっぱい!
王道のボーイミーツガール&異世界旅はシンプルで特別凝った設定ではなく、また派手な展開があるわけでもないので、ぶっちゃけ地味。喜怒哀楽あるハラハラした旅を求める人には向かないと思います。
が、場面の舞台となる場所の描写が過不足なくて想像しやすく、また、登場人物の個性がきっちり描写されているのがいいですね。なんといっても、レインの無邪気と世間知らずっぷりが光ります。彼女に随所で振り回されるダグラスも、なんか可愛い。二人共、頭なでなでしたくなります。
初々しい二人の帰路はどうなったのか。そしてベルトランに話しに行ったとき、彼は無事でいられるのか(笑)。そういう意味で、この物語のあとが気にな…続きを読む