概要
少年少女は手に手をとって、境界線上をかけおちてゆく。
少年と少女と、青春か不可思議かエブリデイマジック。そんなものをつめこんだ短編集。
◇咲かないさくらを育てて、十年。晩春、その子を身籠もった。
――『私のまぶたに背信を咲かせて』
◇わたしは、あなたの作品のひとつにすぎない。
――『墨と恋う』
◇けれども、この現実に目蓋を開くがいい。生来みじめで、卑怯なわたしよ。
――『花信風』
◇アルエットの街角に、花兎の愛した小さな雪猫はもういない。
――『さいわいのきみ』
(紹介文に一文のある作品まで予約投稿済み)
◇咲かないさくらを育てて、十年。晩春、その子を身籠もった。
――『私のまぶたに背信を咲かせて』
◇わたしは、あなたの作品のひとつにすぎない。
――『墨と恋う』
◇けれども、この現実に目蓋を開くがいい。生来みじめで、卑怯なわたしよ。
――『花信風』
◇アルエットの街角に、花兎の愛した小さな雪猫はもういない。
――『さいわいのきみ』
(紹介文に一文のある作品まで予約投稿済み)