「家族 お仕事」を含む小説

見た目はごくごく平凡な高校生【瓜生昴】は人気同人誌作家だが、その事実を家族や周りにはひた隠しにしていた。 ある日、そんな昴にビジネスパートナーからの呼び出しが入る。 曰く『君…

第11回　ネットコン一次通過作品 時は昭和。それも、もうすぐ平成の世となる頃のお話です。 まだ地方では、コンビニエンスストアも余り無いそんな昭和の終わりの頃のお話です。 主人公…

人口1%にも満たない特別な力に目覚めた人達はその自身の力を世に出さず、秘匿しているのであった。 主人公レッドは父親の『矢を穿つ力』を継ぎ、16才で殺し屋という、経歴を持つ青年。心…

ベッドの中の1.2.3.関連で本筋に関わらない話を置くところです。番外・短編集。 本編同様の描写から更に踏み込んだ暴力と性暴力と男女の交わりがあります。ご留意ください。 ◆…

この物語は「うちのかあさんは」が、主になっています。 単体でも読める様にしてありますが、よろしければ「うちのかあさんは」をご覧ください。 「うちのかあさんは」の３５話からの続きに…

　猫好き大学生の小宮紡生（こみや　つむき）には、二〇歳の愛猫「むぎ」がいる。 　ある日、むぎの寿命を悟った紡生は、「猫との縁結び神社」として有名な「猫社（ねこしゃ）」を訪れる。 …

　美しい街ライード。そんな街にも人気の少ない路地が存在する。 　その一角に、目立たない小さな店がひっそりと佇んでいた。 『――小さなアイテム屋』 その店主は人間の少年、名を…

【あらすじ】 リュカ･ファナンは、産まれた時から身体が弱く、男子なのに剣術は全くのダメダメで、自分は口は悪いし、大飯食らいの役立たずだと悩んでいた。 お針子の母上のする刺繍を見よ…

とある一般家庭で暮らす一羽のウサギ。 だが、ただのほほんと暮らしているわけではない。 ペットには、“家族を癒す”という大切な仕事があるのだ。 これは、そんな重要な仕事に従事する一…

喜んでもらえた。 これで海外旅行の一つでも行けたら最高なのに心の中は「死にたい」の一言が浮かんでくる。 採用されると人は死にたくなるんだろうか。 小さな姪と甥が折り紙でピカチュウ…

お馴染み西園寺メディカルセンターを舞台にしたお話です。 本作のヒロインは、役所にお勤めの３６歳独身謳歌中の智咲。 恋愛は勿論、ときめきすらご無沙汰の枯れ果てた日常をそれなりに楽し…

　自身の本当の願望は、潜在意識に隠れ、現実の世界の中では自身の性格や経験のなかで自己防衛をし埋もれてしまう。 　承認欲求も誰もが潜在的に大なり小なり持っているものだが、自分にとっ…

父のケガとそれに続く災難のせいで、ワケアリの伯爵様と結婚することになったエムリーヌ。 意外と気前の良い伯爵様のおかげで実家の危機は回避できたのだが、当の伯爵にはなかなか会えないま…

落ちた先で俺が恋に落ちたのは、犬に似た半裸の女性だった。 わたしは、あなたのリトリィです――いつまでも、おそばに。 　異世界に落ちた２級建築士「村田誠作」。瀕死の彼を柔肌のぬくも…

「どうちて！？　わたち、幼女になってゆ！！」 　深夜に会社から帰宅していた藤沢流歌（ふじさわ るか）は、気が付いたら金髪美幼女に転生していた。 　ルカは元の世界に帰る手段を探し…

メイドとして働く実里とハルは、とある喫茶店の店主・橘から『君たちは忘れ物をしている』と告げられる。だが自分たちがなぜこの場所にいるのか、一体何を忘れているのか、二人は全く思い出す…

人並みに生きられなくて、社会の端で枯れていく人々の、明日には忘れてしまう短編集

　未華子は、二十歳。専門学校に通っている。学校が終わると、アルバイト先である個人経営の店【和食処　悠の里】へ直行する。その店の親方は、最寄り駅の商店街で和食店を古くから営んでいた…

「おにい、暇だよね。ニートだし」 　なかなか酷い言い草であったが、確かに僕は暇だったし、ニートだったし、お兄ちゃんだった。 　なにも間違いはない。 　椅子をくるりと回転させて振り…

【あらすじ】 友達と屋上で弁当が食べたい。白石の願いを叶えるのは難しかった。全人類のほとんどが仮想空間で過ごしている近未来、学園に登校する人間は指の数ほどで、弁当を買うお金もない…