「歌う」を含む小説

アメリカに住んでいた頃、斜め向かいの家の前にあるベンチに座っていた不可思議なばあさんは、常に同じ言葉を歌うように呟くだけだった。 そのばあさんは、霊感に悩む幼い頃の筆者に、大切な…

僕は朝、いつものように森の奥を目指してスキップを踏んで歩いていたが、そんな中、湖の方から誰かが歌う声が聞こえてくる。誘われるままに僕はその方向へと走り出すが――。 森の朝で起き…

黄間友香さんのツィートより一行目を頂いたショートショート。

主に歌詞っぽいもの 曲は付いていたり、いなかったり 男視点、女視点いろいろ

第二次世界大戦の始め、ドイツが本土防空の為に創った巨大な要塞「高射砲塔」 時が経ち、人も、時代も、街も、流れすぎて、やがて忘れ去られ…… そんな街角である日、一人の少女が立ち…

なんやかんやあって異世界にきた地下アイドル４人！ 世界に失われた希望と純情を取り戻すために歌う！ まぁ、でも負けるけどね！！！ ↓前回の投稿↓ 『つぼ女をストレスなく生育さ…

東京に行きたい。それだけの理由で都内の大学に進学した日向寺修は、日々を無為に過ごしていた。ある日、修は生粋の音楽家である時森司と出会う。司の圧倒的な才能と仲間の情熱に当てられて、…

睡眠障害の影響でいつも眠く、半覚醒状態で日常を過ごしている女の子。 気がつくと眠っている姿からついたあだ名は眠り姫。 そんな彼女に恋をしたのは同じ学校の男子ではなく宇宙船に乗った…

かばんちゃんにプレゼントが贈られる前の、満月の夜。 しんぱいになった、ちょっとだけかしこいあのフレンズが、ヒトのためにした調べもの。 続いてくグレートジャーニーは、いったいどこへ…

恋に溺れるってどういう意味？ そこから始まる小さな会議。ＰＰＰメンバーとマーゲイに繰り広げる会話劇をお楽しみください。

消防士になった僕（吉沢海）と、歌を歌う彼女（早見七音）の、「夢」を叶えるためのストーリー。

あらすじ Ａ.Ｄ. ２０２９。前世紀の最後の大戦以降も、世界の戦争・紛争・内戦は、様々な理由で行われ続け、その形態も、生身の兵士による直接的な戦闘から、機械兵器・ロボットなどの無…

僕はユーリ・ペデット。塵芥の中に埋もれる四流記者。 生活が切羽詰り、溜まりに溜まった借金を返済するために 意外と知られていない【冒険者】について記事にしようと思う。 これは僕が…

　年に一度の、神様へ歌と踊りを捧げる儀式が行われている時だった。それが現れたのは。 　背中に黒い羽を持った悪魔のような姿の男。その男が、儀式で歌を歌う私を連れ去った。 　悪魔が…

ＢＬ俳句「庫内灯１」に収録された正井さんの俳句「口閉じてきみに銀河をおくる夢」の解凍小説です。微エロ。

　ボカロＰの庵野絵里は、動画投稿サイトのアカウントが無期限停止処分を受けていることに気づく。心当たりがなく憤る絵里へ、突如襲いかかる異形の怪物。窮地を救った存在は、ボーカロイド・…

　 　好きな物を順に挙げれば、僕はお酒の次に映画が好きで、音楽が大嫌いである。 　あの日、僕は禁じられたロックンロールってやつに魅せられ、ペンでも剣でもなく、水色のストラトキャ…

町はずれの静かな療養所にハッカは入院していた。ある日療養所の庭で本を読んでいると、どこからか少女の歌声が聞こえてきた。一番大きな花壇の前でその少女は歌っていた。 「骨導音」とは骨…

歌う風の森、という世界の短編集。

アンバパーリーは乳房も露に踊り、老女は般若心経を唱える。トーラーを持ちながら、楽園のエヴァと語り合う。革命家の乙女は大躍進を始め、反舌の小娘は、複雑怪奇な小唄を歌う。夫に出家され…